*部品構造
-大部品: 藩国認定こども園 RD:43 評価値:9
--部品: 就学前の子供の保育や教育のための施設
--部品: 幼保連携型の施設
--部品: 基本的に保育教諭が働いている
--部品: 子供の心身の発達を促す
--部品: 子供の状況や環境や個人差に配慮する方針
--部品: 藩国の学校教育との接続
--部品: 保育料について
--部品: 地域の子育ての支援事業について
--部品: プライバシーはちゃんと守る
--大部品: こども園における基本的な方針 RD:14 評価値:6
---大部品: 保育や養護の方針 RD:3 評価値:3
----部品: 生命の保持と情緒の安定を図る
----部品: 乳幼児の健康や発育に配慮した食事を行う
----部品: 保健的な衛生状態を維持する
---大部品: 教育に関する方針 RD:11 評価値:6
----大部品: 運動と健康と安全 RD:2 評価値:2
-----部品: 健康な身体を自ら安全に育てられるよう促す
-----部品: 自身で危険を回避できるよう教育を行う
----大部品: 言葉と人間関係 RD:4 評価値:3
-----部品: 言葉や会話の感覚や表現力を養う
-----部品: 基本的な習慣や態度の基礎を養う
-----部品: 自立心や道徳心などを養う
-----部品: 子供の主体的な行動をサポートする
----大部品: さまざまな環境と触れ合う RD:2 評価値:2
-----部品: 身近な自然や環境に触れあえる時間を作る
-----部品: 感性や表現力や創造性を育てる
----大部品: 表現力を育てる RD:3 評価値:3
-----部品: 想像力や思考力の芽生えを培う
-----部品: 不思議と発見に出会える環境を作る
-----部品: 文字や図形や数字と触れ合うようにする
--大部品: 設備や遊具 RD:20 評価値:7
---部品: 施設を囲む塀
---部品: 正門と裏口
---部品: 職員室
---部品: 職員の休憩室やロッカールーム
---部品: ベッドのある保健室
---部品: 子供達が過ごす保育室
---部品: 広い遊戯室
---部品: 楽器
---部品: トイレ
---部品: ゴミ箱
---大部品: 基本的な園庭 RD:5 評価値:4
----部品: 子供が運動や遊びを行うための広い空間
----部品: 運動場
----部品: 子供のための砂場
----部品: さまざまな遊具
----部品: 楡の木
---大部品: 保育のための設備 RD:5 評価値:4
----部品: ベビーベッドのある乳児室
----部品: ほふく室
----部品: 清潔な調理室
----部品: ミルクを作る調乳室
----部品: 乳児の身体を洗う沐浴室
*部品定義
**部品: 就学前の子供の保育や教育のための施設
藩国認定こども園とは、地域の子育て環境を助けるために藩国政府から認定された、就学前の子供に必要な保育や幼児期の教育を行うための施設である。また、その地域の事情や保護者の要請により、必要な子育ての支援事業を行うこともある。
**部品: 幼保連携型の施設
藩国認定こども園は、0歳から就学までの保育を行う保育園と、3歳から就学までの幼児教育を行う幼稚園の機能を一体的に合わせ持つ、幼保連携型の施設である。なお、保護者は働いているかいないかに関わらず、藩国認定こども園に子供を預けることが可能である。
**部品: 基本的に保育教諭が働いている
藩国認定こども園が保育所と幼稚園の両方の機能を兼ね備えている関係上、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持った保育教諭が基本的に職員として働くが、一定の経験と、幼児教育に関する講義を受けた保育士であれば、保育教諭として働くことが可能である。
**部品: 子供の心身の発達を促す
藩国認定こども園では、保育所の側面であれ、幼稚園の側面であれ、子供の心身の発達を促すよう気を付けなければいけない。肉体面は適切な食事と運動によって、精神面は子供の興味や関心に対する環境を整えつつ、それらの体験や周囲の環境、他者との関わりなど、さまざまな心の動きの相互関係によって発達していく。大人と子供、または子供と子供の交流を深めることを中心に置くことで、人への信頼感と自己の主体性の形成を促すことが出来るだろう。
**部品: 子供の状況や環境や個人差に配慮する方針
藩国認定こども園においては、一人一人の子供の状況や家庭環境、藩国や地域社会での実態を把握しつつ、子供のそれぞれの発達や個人差に十分に配慮した上で、子供が安心や信頼をもって藩国認定こども園で活動できるようにしなければならないとして方針を定めている。
**部品: 藩国の学校教育との接続
藩国認定こども園では幼児教育が行われており、これは藩国にある学校がある場合、その学校教育と接続する内容となっている。学校教育の前段階としての教育を学ぶことが可能というわけである。
**部品: 保育料について
藩国認定こども園を利用する料金、すなわち保育料については、保護者の所得を基本として決定する。その藩国が定める保育料の基準を上限として、保護者の所得や地域の状況に合わせて保育料は設定される。
**部品: 地域の子育ての支援事業について
藩国認定こども園では、その藩国や地域の子育て支援事業を行っている。子育てに関する保護者との相談や家庭訪問、また複数の保護者が集って職員に子供に関して話をする場を設けるなどである。
**部品: プライバシーはちゃんと守る
藩国認定こども園、およびその職員は、子供達や保護者のプライバシーを保護しなければならない。そのため保育や教育を通して知り得た個人情報や秘密を守らなければならない。
**部品: 生命の保持と情緒の安定を図る
保育においては、なるべく子供がくつろげる雰囲気で、子供達のさまざまな欲求を満たし、その生命の保持や情緒の安定を図った環境で、保育を行わなければならない。子供を一時的に預かる以上、これは最初の大前提となる。
**部品: 乳幼児の健康や発育に配慮した食事を行う
乳幼児の時期は、食事や運動などの要素によって大きく成長する時期でもあるため、それぞれの健康や発育に配慮した食事を行う。栄養バランスを考慮しつつ、免疫力の低い乳児のミルクや離乳食は雑菌などに注意する。
**部品: 保健的な衛生状態を維持する
乳幼児は免疫力が低いため、常に清潔な環境を維持して保健的な衛生を保ち、病気を防ぎ健康に子供達が成長できるような環境を目指す。具体的にはしっかり小まめに掃除を行い、調理場などでは衛生管理に注意する。
**部品: 健康な身体を自ら安全に育てられるよう促す
乳幼児の成長に伴い、屋外での運動などを増やすことで、身体を動かす楽しさを学び、関心や意欲を高めると同時に、運動を通して他者との交流する機会を設けられるようにする。心と身体は相互に密接な関連があり、運動を通してさまざまな体験をすることで、しなやかな心身の発達を促すことが出来る。
**部品: 自身で危険を回避できるよう教育を行う
藩国認定こども園では、子供達自身が危険を察知して身の安全を守れるように、生活における基本的な危険回避についての教育が行われる。道路に飛び出してはいけない、美味しいものをあげると言われたりしてもよく知らない怪しい人に付いていってはいけない、怪我をした時はどうすればいいのか、などの基本的な内容である。安全への認識を高めることで、少しずつ危険への自己判断が培えるようにするのが目的である。
**部品: 言葉や会話の感覚や表現力を養う
藩国認定こども園においては、話したり聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、子供の言葉や会話への興味や関心を育てるようにしなければならない。そのために職員は、子供が自らの体験や考えを話したり、他者との会話や、絵本や物語の感想を語るなどの機会を作り、言葉に対する感覚や表現力を養えるようにする。会話はコミュニケーションの基本であり、自分の意思や感情を言葉にしたり、他者との意思疎通で分からないことを尋ねたり、どうしてほしいのかを確認するなど、生活に必要な会話の経験を積めるように促す。なお、保育教諭は一人一人の子供の言葉にしっかり耳を傾けること。
**部品: 基本的な習慣や態度の基礎を養う
藩国認定こども園では、乳幼児の成長に伴い、挨拶などの簡単な決まり事といった生活に必要となる基本的な習慣や態度の基礎を養えるようにしなければならない。お昼寝中は静かにする、食べ物はこぼさない、食事中は立ったり歩いたりしてはいけない、などである。なお、食事中のマナーを学ぶ一番の目的は誤飲防止のためであり、お昼寝中に静かにするのは体力をしっかり回復させるためでもある。
**部品: 自立心や道徳心などを養う
藩国認定こども園においては、子供と子供、子供と大人の関わりから、他人に対する愛情や信頼感、人権を大切にする心を育てるよう心掛けなければいけない。良いことと悪いことをちゃんと教えて、みんなで仲良くできるようにする。そうすることで自主や自立、また協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培えるように図るのである。
**部品: 子供の主体的な行動をサポートする
藩国認定こども園において、職員は子供の主体的な行動や安全を見守りつつ、適切な援助や注意を行うようにする。子供の持つ感性や可能性を尊重してサポートすることで、個人個人の資質を伸ばしつつ、自主と自立の芽生えを培うものとなるだろう。また、自分がやらなければいけないことを他人にさせたり、他人がやりたくないことを無理矢理させるようなことを注意することは、少なからず道徳性を育てることにもなるはずである。
**部品: 身近な自然や環境に触れあえる時間を作る
周囲の身近な自然や環境に触れ合い、親しみや興味や関心を持つように促すようにする。これらは動物園などの遠足や、社会見学などで培うことが出来るだろう。自然や動物に触れ合うことは、その美しさや不思議を見つける喜びや、それらを大切にするということを知り、未知への興味や関心や好奇心を育てることに繋がる。また社会見学などは、社会がさまざまな構成要素からなっており、そうした流れの中で今の自分やその環境がある、という一端を感じることが出来るだろう。どちらにも重要なのは、こども園という限定された範囲ではなく、それよりも広い視野があることを教えることで、豊かな感情や好奇心、思考力や想像力、表現力の発育を促すことにある。
**部品: 感性や表現力や創造性を育てる
さまざまな遊びが出来る環境を通して、いろいろな角度から豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを楽しく培えるようにする。例えば、積み木遊びや粘土遊び、お絵かきなどは、自分の中のものを表現する感性を育てるのに役立つだろう。色や形、触れた感覚など、さまざまな刺激が幼児の感性を育てる下地となり、表現力や創造性の育成に寄与できると考えられる。また、器用に指先を使う練習にもなるだろう。
**部品: 想像力や思考力の芽生えを培う
藩国認定こども園においては、絵本や歌、遠足などのさまざまな方法で、生命や自然や社会の事象についての興味や関心をなどを育てて、豊かな心情や思考力の芽生えを培えるようにしなければならない。
**部品: 不思議と発見に出会える環境を作る
子供達に、不思議と発見に出会える環境を整えられるようにする。磁石を使った玩具、穴を塞ぐと音が変わる笛、飛び出す絵本など、子供にとっての未知と出会えるようにすることで、これはなんだろう、こういうものなのかなと自ら考える力と体験的な知識を養えるようにする。
**部品: 文字や図形や数字と触れ合うようにする
藩国認定こども園では、文字や図形や数字を使った遊びや幼児教育によって、子供達が国語や算数などを学ぶ土壌を培えるように心がける。まず最初は、大縄跳びで何回跳ぶことが出来たかや、例えばカルタなどを何枚集められたかなど、遊びや生活に根差して親しめるようにする。うまくできたら、ちゃんと褒めるように職員は心掛ける。
**部品: 施設を囲む塀
藩国認定こども園は、施設の周囲を石壁やコンクリートなどの塀で囲んでいる。これは子供が誤ってこども園の外へ行かないようにするためや、不審者の侵入を防ぐ目的があるため、それなりの高さがあり、容易に登ったり出来ないような構造になっている。なお、塀は堅苦しい感じがしないよう、鮮やかな色で塗られていたりと、それぞれのこども園で特徴がある。
**部品: 正門と裏口
藩国認定こども園は周囲を塀で囲まれているため、基本的に正門と、職員のための裏口によって出入りが可能となっている。正門は縦格子状のものでそれなりに重いため、大人でなければ動かせられない。
**部品: 職員室
保育や幼児教育を行う職員のための部屋。職員が事務作業が出来るようにそれぞれ事務机と椅子が用意されており、また事務作業に必要な資料なども保管されている。
**部品: 職員の休憩室やロッカールーム
主に職員が使用するための休憩室やロッカールームなどがある。休憩室にはテーブルや椅子や簡単に寝転べる環境などがある。長時間働く職員がしっかり職務を全うするためには、当然ながら休憩も必要である。
**部品: ベッドのある保健室
子供の怪我を応急処置したり、身体測定を行ったりする保健室がある。幼児期は転んだりと、何かと怪我をしやすい時期でもあるからだ。市販の薬品類や救急箱、体温計や、身体測定に使用する器具、事務机と椅子、診察用の椅子やベッドなどがある。
**部品: 子供達が過ごす保育室
子供達が藩国認定こども園で過ごすための保育室。学校で言う教室の役割があり、藩国認定こども園では、その規模に応じて複数の保育室がある。広い空間に、子供用の机と椅子やロッカー、ボールなどの道具とそれらを入れる棚などがある。安全面に配慮して角が尖っているような家具はなく、また地震などの転倒対策として棚などは固定されている。
**部品: 広い遊戯室
遊戯室とは、学校で言うところの体育館に近い役割を持つ部屋である。屋内で身体を動かしたり、藩国認定こども園での催しなどを行うのに適した広い空間を持っている。また、運動用のマットなどを収納する小さな倉庫や、子供達が劇をしたり、園長などが話をしたりするためのステージと、ステージを隠すための幕がある。なお、このステージは安全を配慮して、あまり高くない構造となっている。
**部品: 楽器
子供達が歌遊びや手遊びなどをする際、職員が音楽を奏でるための楽器。基本的にはピアノだが、その藩国の現状や文化に合わせたものが設置される。
**部品: トイレ
藩国認定こども園では、子供用と大人用(職員用)のトイレがそれぞれ設置されている。バリアフリー対応で足の不自由な人でも使用可能。手洗い場には鏡と石鹸がある。
**部品: ゴミ箱
抵抗力が低く細菌などに感染しやすい時期である乳幼児に対して、藩国認定こども園は常に清潔さが求められる。そのためゴミや汚物などをきちんと捨てるためのゴミ箱は必須である。
**部品: 子供が運動や遊びを行うための広い空間
園庭とは、藩国認定こども園の屋外にある、運動場や砂場、遊具や庭などがある広い空間のことである。子供達が運動や遊びを行うための空間である他、広い空間を活かして催しなどが行われることもある。
**部品: 運動場
運動場は、クレー舗装(乾燥時にもひび割れや飛砂がなく、弾力性や排水性があって、雑草が生えいにくいグラウンド用に整備された地面)された屋外の空間で、藩国認定こども園では「お庭」とも呼ばれる。この運動場を利用して、運動会などの催しを行うことも可能である。
**部品: 子供のための砂場
子供達が砂遊びをするための設備で、地面に開けられた窪みが砂で満たされたものである。砂を集めて山を作ったり、そこにトンネルを作ったりなど、創造的な遊びを行うことが出来る。なお、雑菌などから守るため、砂遊びの後は手洗いするようになっている。
**部品: さまざまな遊具
ブランコやシーソーなど、子供が遊ぶための設備。その藩国の認定こども園によってさまざまな遊具が設置されており、ちょっとした特徴にもなっている。
**部品: 楡の木
藩国認定こども園の敷地には、楡(にれ)の木がある。瑞々しい緑が爽やかな印象を与える木で、成長するとかなり大きな木になるため、ほどよい日陰を作ってくれるだろう。なお、うっかり子供が木に登らないよう職員がそれとなく目を光らせたり、幹を柵で囲んだりと安全対策がなされている。
**部品: ベビーベッドのある乳児室
乳児室とは、2歳に満たない子供のための部屋である。ベビーベッドなどがあり、子供が安全で安らげる環境を備えている。なお、施設の大きさや子供の数などによっては、乳児室とほふく室が1つの部屋でまとめられることもある。
**部品: ほふく室
ほふく室は、子供が安全にハイハイ(ほふく前進)できる環境のための部屋であり、床には段差などがなく、まだ歩けない子供のための保育室といえる。子供がハイハイして何処かに行かないよう、柵などで範囲を制限している。
**部品: 清潔な調理室
0歳から2歳の子供の食事を作るための調理室。3歳未満の子供の成長と食事には密接な関係があり、また離乳食やアレルギー対応などの理由で個別に食事を調整する必要があるため、保育所の側面を持つ藩国認定こども園では、調理室が必要なのである。基本的に職員によって清潔に保たれている。
**部品: ミルクを作る調乳室
調乳室は乳児のためのミルクを作る部屋である。ミルクの分量は乳児に合わせて個々に調整が行われる。なお、調乳室は調理室とは別に設けられており、これは免疫力の低い乳児のために特別清潔にしなければいけないからである。調乳室ではきちんとした清掃が行われつつ、哺乳瓶などはきちんと殺菌されており、ミルクを作る際には手洗いなどを行う他に、専用の三角巾や白衣、使い捨てのマスクや手袋などを着用して清潔さを保っている。また、職員の体調によっては調乳作業を行ってはいけない。
**部品: 乳児の身体を洗う沐浴室
沐浴室とは、まだ抵抗力が低く細菌感染しやすい新生児や乳児などを清潔にするため、暖かいお湯で身体を綺麗にするための部屋である。沐浴槽などを使い、訓練を受けた職員が生命の安全に配慮した上で沐浴を行う。
*提出書式
大部品: 藩国認定こども園 RD:43 評価値:9
-部品: 就学前の子供の保育や教育のための施設
-部品: 幼保連携型の施設
-部品: 基本的に保育教諭が働いている
-部品: 子供の心身の発達を促す
-部品: 子供の状況や環境や個人差に配慮する方針
-部品: 藩国の学校教育との接続
-部品: 保育料について
-部品: 地域の子育ての支援事業について
-部品: プライバシーはちゃんと守る
-大部品: こども園における基本的な方針 RD:14 評価値:6
--大部品: 保育や養護の方針 RD:3 評価値:3
---部品: 生命の保持と情緒の安定を図る
---部品: 乳幼児の健康や発育に配慮した食事を行う
---部品: 保健的な衛生状態を維持する
--大部品: 教育に関する方針 RD:11 評価値:6
---大部品: 運動と健康と安全 RD:2 評価値:2
----部品: 健康な身体を自ら安全に育てられるよう促す
----部品: 自身で危険を回避できるよう教育を行う
---大部品: 言葉と人間関係 RD:4 評価値:3
----部品: 言葉や会話の感覚や表現力を養う
----部品: 基本的な習慣や態度の基礎を養う
----部品: 自立心や道徳心などを養う
----部品: 子供の主体的な行動をサポートする
---大部品: さまざまな環境と触れ合う RD:2 評価値:2
----部品: 身近な自然や環境に触れあえる時間を作る
----部品: 感性や表現力や創造性を育てる
---大部品: 表現力を育てる RD:3 評価値:3
----部品: 想像力や思考力の芽生えを培う
----部品: 不思議と発見に出会える環境を作る
----部品: 文字や図形や数字と触れ合うようにする
-大部品: 設備や遊具 RD:20 評価値:7
--部品: 施設を囲む塀
--部品: 正門と裏口
--部品: 職員室
--部品: 職員の休憩室やロッカールーム
--部品: ベッドのある保健室
--部品: 子供達が過ごす保育室
--部品: 広い遊戯室
--部品: 楽器
--部品: トイレ
--部品: ゴミ箱
--大部品: 基本的な園庭 RD:5 評価値:4
---部品: 子供が運動や遊びを行うための広い空間
---部品: 運動場
---部品: 子供のための砂場
---部品: さまざまな遊具
---部品: 楡の木
--大部品: 保育のための設備 RD:5 評価値:4
---部品: ベビーベッドのある乳児室
---部品: ほふく室
---部品: 清潔な調理室
---部品: ミルクを作る調乳室
---部品: 乳児の身体を洗う沐浴室
部品: 就学前の子供の保育や教育のための施設
藩国認定こども園とは、地域の子育て環境を助けるために藩国政府から認定された、就学前の子供に必要な保育や幼児期の教育を行うための施設である。また、その地域の事情や保護者の要請により、必要な子育ての支援事業を行うこともある。
部品: 幼保連携型の施設
藩国認定こども園は、0歳から就学までの保育を行う保育園と、3歳から就学までの幼児教育を行う幼稚園の機能を一体的に合わせ持つ、幼保連携型の施設である。なお、保護者は働いているかいないかに関わらず、藩国認定こども園に子供を預けることが可能である。
部品: 基本的に保育教諭が働いている
藩国認定こども園が保育所と幼稚園の両方の機能を兼ね備えている関係上、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持った保育教諭が基本的に職員として働くが、一定の経験と、幼児教育に関する講義を受けた保育士であれば、保育教諭として働くことが可能である。
部品: 子供の心身の発達を促す
藩国認定こども園では、保育所の側面であれ、幼稚園の側面であれ、子供の心身の発達を促すよう気を付けなければいけない。肉体面は適切な食事と運動によって、精神面は子供の興味や関心に対する環境を整えつつ、それらの体験や周囲の環境、他者との関わりなど、さまざまな心の動きの相互関係によって発達していく。大人と子供、または子供と子供の交流を深めることを中心に置くことで、人への信頼感と自己の主体性の形成を促すことが出来るだろう。
部品: 子供の状況や環境や個人差に配慮する方針
藩国認定こども園においては、一人一人の子供の状況や家庭環境、藩国や地域社会での実態を把握しつつ、子供のそれぞれの発達や個人差に十分に配慮した上で、子供が安心や信頼をもって藩国認定こども園で活動できるようにしなければならないとして方針を定めている。
部品: 藩国の学校教育との接続
藩国認定こども園では幼児教育が行われており、これは藩国にある学校がある場合、その学校教育と接続する内容となっている。学校教育の前段階としての教育を学ぶことが可能というわけである。
部品: 保育料について
藩国認定こども園を利用する料金、すなわち保育料については、保護者の所得を基本として決定する。その藩国が定める保育料の基準を上限として、保護者の所得や地域の状況に合わせて保育料は設定される。
部品: 地域の子育ての支援事業について
藩国認定こども園では、その藩国や地域の子育て支援事業を行っている。子育てに関する保護者との相談や家庭訪問、また複数の保護者が集って職員に子供に関して話をする場を設けるなどである。
部品: プライバシーはちゃんと守る
藩国認定こども園、およびその職員は、子供達や保護者のプライバシーを保護しなければならない。そのため保育や教育を通して知り得た個人情報や秘密を守らなければならない。
部品: 生命の保持と情緒の安定を図る
保育においては、なるべく子供がくつろげる雰囲気で、子供達のさまざまな欲求を満たし、その生命の保持や情緒の安定を図った環境で、保育を行わなければならない。子供を一時的に預かる以上、これは最初の大前提となる。
部品: 乳幼児の健康や発育に配慮した食事を行う
乳幼児の時期は、食事や運動などの要素によって大きく成長する時期でもあるため、それぞれの健康や発育に配慮した食事を行う。栄養バランスを考慮しつつ、免疫力の低い乳児のミルクや離乳食は雑菌などに注意する。
部品: 保健的な衛生状態を維持する
乳幼児は免疫力が低いため、常に清潔な環境を維持して保健的な衛生を保ち、病気を防ぎ健康に子供達が成長できるような環境を目指す。具体的にはしっかり小まめに掃除を行い、調理場などでは衛生管理に注意する。
部品: 健康な身体を自ら安全に育てられるよう促す
乳幼児の成長に伴い、屋外での運動などを増やすことで、身体を動かす楽しさを学び、関心や意欲を高めると同時に、運動を通して他者との交流する機会を設けられるようにする。心と身体は相互に密接な関連があり、運動を通してさまざまな体験をすることで、しなやかな心身の発達を促すことが出来る。
部品: 自身で危険を回避できるよう教育を行う
藩国認定こども園では、子供達自身が危険を察知して身の安全を守れるように、生活における基本的な危険回避についての教育が行われる。道路に飛び出してはいけない、美味しいものをあげると言われたりしてもよく知らない怪しい人に付いていってはいけない、怪我をした時はどうすればいいのか、などの基本的な内容である。安全への認識を高めることで、少しずつ危険への自己判断が培えるようにするのが目的である。
部品: 言葉や会話の感覚や表現力を養う
藩国認定こども園においては、話したり聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、子供の言葉や会話への興味や関心を育てるようにしなければならない。そのために職員は、子供が自らの体験や考えを話したり、他者との会話や、絵本や物語の感想を語るなどの機会を作り、言葉に対する感覚や表現力を養えるようにする。会話はコミュニケーションの基本であり、自分の意思や感情を言葉にしたり、他者との意思疎通で分からないことを尋ねたり、どうしてほしいのかを確認するなど、生活に必要な会話の経験を積めるように促す。なお、保育教諭は一人一人の子供の言葉にしっかり耳を傾けること。
部品: 基本的な習慣や態度の基礎を養う
藩国認定こども園では、乳幼児の成長に伴い、挨拶などの簡単な決まり事といった生活に必要となる基本的な習慣や態度の基礎を養えるようにしなければならない。お昼寝中は静かにする、食べ物はこぼさない、食事中は立ったり歩いたりしてはいけない、などである。なお、食事中のマナーを学ぶ一番の目的は誤飲防止のためであり、お昼寝中に静かにするのは体力をしっかり回復させるためでもある。
部品: 自立心や道徳心などを養う
藩国認定こども園においては、子供と子供、子供と大人の関わりから、他人に対する愛情や信頼感、人権を大切にする心を育てるよう心掛けなければいけない。良いことと悪いことをちゃんと教えて、みんなで仲良くできるようにする。そうすることで自主や自立、また協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培えるように図るのである。
部品: 子供の主体的な行動をサポートする
藩国認定こども園において、職員は子供の主体的な行動や安全を見守りつつ、適切な援助や注意を行うようにする。子供の持つ感性や可能性を尊重してサポートすることで、個人個人の資質を伸ばしつつ、自主と自立の芽生えを培うものとなるだろう。また、自分がやらなければいけないことを他人にさせたり、他人がやりたくないことを無理矢理させるようなことを注意することは、少なからず道徳性を育てることにもなるはずである。
部品: 身近な自然や環境に触れあえる時間を作る
周囲の身近な自然や環境に触れ合い、親しみや興味や関心を持つように促すようにする。これらは動物園などの遠足や、社会見学などで培うことが出来るだろう。自然や動物に触れ合うことは、その美しさや不思議を見つける喜びや、それらを大切にするということを知り、未知への興味や関心や好奇心を育てることに繋がる。また社会見学などは、社会がさまざまな構成要素からなっており、そうした流れの中で今の自分やその環境がある、という一端を感じることが出来るだろう。どちらにも重要なのは、こども園という限定された範囲ではなく、それよりも広い視野があることを教えることで、豊かな感情や好奇心、思考力や想像力、表現力の発育を促すことにある。
部品: 感性や表現力や創造性を育てる
さまざまな遊びが出来る環境を通して、いろいろな角度から豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを楽しく培えるようにする。例えば、積み木遊びや粘土遊び、お絵かきなどは、自分の中のものを表現する感性を育てるのに役立つだろう。色や形、触れた感覚など、さまざまな刺激が幼児の感性を育てる下地となり、表現力や創造性の育成に寄与できると考えられる。また、器用に指先を使う練習にもなるだろう。
部品: 想像力や思考力の芽生えを培う
藩国認定こども園においては、絵本や歌、遠足などのさまざまな方法で、生命や自然や社会の事象についての興味や関心をなどを育てて、豊かな心情や思考力の芽生えを培えるようにしなければならない。
部品: 不思議と発見に出会える環境を作る
子供達に、不思議と発見に出会える環境を整えられるようにする。磁石を使った玩具、穴を塞ぐと音が変わる笛、飛び出す絵本など、子供にとっての未知と出会えるようにすることで、これはなんだろう、こういうものなのかなと自ら考える力と体験的な知識を養えるようにする。
部品: 文字や図形や数字と触れ合うようにする
藩国認定こども園では、文字や図形や数字を使った遊びや幼児教育によって、子供達が国語や算数などを学ぶ土壌を培えるように心がける。まず最初は、大縄跳びで何回跳ぶことが出来たかや、例えばカルタなどを何枚集められたかなど、遊びや生活に根差して親しめるようにする。うまくできたら、ちゃんと褒めるように職員は心掛ける。
部品: 施設を囲む塀
藩国認定こども園は、施設の周囲を石壁やコンクリートなどの塀で囲んでいる。これは子供が誤ってこども園の外へ行かないようにするためや、不審者の侵入を防ぐ目的があるため、それなりの高さがあり、容易に登ったり出来ないような構造になっている。なお、塀は堅苦しい感じがしないよう、鮮やかな色で塗られていたりと、それぞれのこども園で特徴がある。
部品: 正門と裏口
藩国認定こども園は周囲を塀で囲まれているため、基本的に正門と、職員のための裏口によって出入りが可能となっている。正門は縦格子状のものでそれなりに重いため、大人でなければ動かせられない。
部品: 職員室
保育や幼児教育を行う職員のための部屋。職員が事務作業が出来るようにそれぞれ事務机と椅子が用意されており、また事務作業に必要な資料なども保管されている。
部品: 職員の休憩室やロッカールーム
主に職員が使用するための休憩室やロッカールームなどがある。休憩室にはテーブルや椅子や簡単に寝転べる環境などがある。長時間働く職員がしっかり職務を全うするためには、当然ながら休憩も必要である。
部品: ベッドのある保健室
子供の怪我を応急処置したり、身体測定を行ったりする保健室がある。幼児期は転んだりと、何かと怪我をしやすい時期でもあるからだ。市販の薬品類や救急箱、体温計や、身体測定に使用する器具、事務机と椅子、診察用の椅子やベッドなどがある。
部品: 子供達が過ごす保育室
子供達が藩国認定こども園で過ごすための保育室。学校で言う教室の役割があり、藩国認定こども園では、その規模に応じて複数の保育室がある。広い空間に、子供用の机と椅子やロッカー、ボールなどの道具とそれらを入れる棚などがある。安全面に配慮して角が尖っているような家具はなく、また地震などの転倒対策として棚などは固定されている。
部品: 広い遊戯室
遊戯室とは、学校で言うところの体育館に近い役割を持つ部屋である。屋内で身体を動かしたり、藩国認定こども園での催しなどを行うのに適した広い空間を持っている。また、運動用のマットなどを収納する小さな倉庫や、子供達が劇をしたり、園長などが話をしたりするためのステージと、ステージを隠すための幕がある。なお、このステージは安全を配慮して、あまり高くない構造となっている。
部品: 楽器
子供達が歌遊びや手遊びなどをする際、職員が音楽を奏でるための楽器。基本的にはピアノだが、その藩国の現状や文化に合わせたものが設置される。
部品: トイレ
藩国認定こども園では、子供用と大人用(職員用)のトイレがそれぞれ設置されている。バリアフリー対応で足の不自由な人でも使用可能。手洗い場には鏡と石鹸がある。
部品: ゴミ箱
抵抗力が低く細菌などに感染しやすい時期である乳幼児に対して、藩国認定こども園は常に清潔さが求められる。そのためゴミや汚物などをきちんと捨てるためのゴミ箱は必須である。
部品: 子供が運動や遊びを行うための広い空間
園庭とは、藩国認定こども園の屋外にある、運動場や砂場、遊具や庭などがある広い空間のことである。子供達が運動や遊びを行うための空間である他、広い空間を活かして催しなどが行われることもある。
部品: 運動場
運動場は、クレー舗装(乾燥時にもひび割れや飛砂がなく、弾力性や排水性があって、雑草が生えいにくいグラウンド用に整備された地面)された屋外の空間で、藩国認定こども園では「お庭」とも呼ばれる。この運動場を利用して、運動会などの催しを行うことも可能である。
部品: 子供のための砂場
子供達が砂遊びをするための設備で、地面に開けられた窪みが砂で満たされたものである。砂を集めて山を作ったり、そこにトンネルを作ったりなど、創造的な遊びを行うことが出来る。なお、雑菌などから守るため、砂遊びの後は手洗いするようになっている。
部品: さまざまな遊具
ブランコやシーソーなど、子供が遊ぶための設備。その藩国の認定こども園によってさまざまな遊具が設置されており、ちょっとした特徴にもなっている。
部品: 楡の木
藩国認定こども園の敷地には、楡(にれ)の木がある。瑞々しい緑が爽やかな印象を与える木で、成長するとかなり大きな木になるため、ほどよい日陰を作ってくれるだろう。なお、うっかり子供が木に登らないよう職員がそれとなく目を光らせたり、幹を柵で囲んだりと安全対策がなされている。
部品: ベビーベッドのある乳児室
乳児室とは、2歳に満たない子供のための部屋である。ベビーベッドなどがあり、子供が安全で安らげる環境を備えている。なお、施設の大きさや子供の数などによっては、乳児室とほふく室が1つの部屋でまとめられることもある。
部品: ほふく室
ほふく室は、子供が安全にハイハイ(ほふく前進)できる環境のための部屋であり、床には段差などがなく、まだ歩けない子供のための保育室といえる。子供がハイハイして何処かに行かないよう、柵などで範囲を制限している。
部品: 清潔な調理室
0歳から2歳の子供の食事を作るための調理室。3歳未満の子供の成長と食事には密接な関係があり、また離乳食やアレルギー対応などの理由で個別に食事を調整する必要があるため、保育所の側面を持つ藩国認定こども園では、調理室が必要なのである。基本的に職員によって清潔に保たれている。
部品: ミルクを作る調乳室
調乳室は乳児のためのミルクを作る部屋である。ミルクの分量は乳児に合わせて個々に調整が行われる。なお、調乳室は調理室とは別に設けられており、これは免疫力の低い乳児のために特別清潔にしなければいけないからである。調乳室ではきちんとした清掃が行われつつ、哺乳瓶などはきちんと殺菌されており、ミルクを作る際には手洗いなどを行う他に、専用の三角巾や白衣、使い捨てのマスクや手袋などを着用して清潔さを保っている。また、職員の体調によっては調乳作業を行ってはいけない。
部品: 乳児の身体を洗う沐浴室
沐浴室とは、まだ抵抗力が低く細菌感染しやすい新生児や乳児などを清潔にするため、暖かいお湯で身体を綺麗にするための部屋である。沐浴槽などを使い、訓練を受けた職員が生命の安全に配慮した上で沐浴を行う。
*インポート用定義データ
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"title": "藩国認定こども園",
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"title": "就学前の子供の保育や教育のための施設",
"description": "藩国認定こども園とは、地域の子育て環境を助けるために藩国政府から認定された、就学前の子供に必要な保育や幼児期の教育を行うための施設である。また、その地域の事情や保護者の要請により、必要な子育ての支援事業を行うこともある。",
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"title": "幼保連携型の施設",
"description": "藩国認定こども園は、0歳から就学までの保育を行う保育園と、3歳から就学までの幼児教育を行う幼稚園の機能を一体的に合わせ持つ、幼保連携型の施設である。なお、保護者は働いているかいないかに関わらず、藩国認定こども園に子供を預けることが可能である。",
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"title": "基本的に保育教諭が働いている",
"description": "藩国認定こども園が保育所と幼稚園の両方の機能を兼ね備えている関係上、保育士と幼稚園教諭の両方の資格を持った保育教諭が基本的に職員として働くが、一定の経験と、幼児教育に関する講義を受けた保育士であれば、保育教諭として働くことが可能である。",
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},
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"title": "子供の心身の発達を促す",
"description": "藩国認定こども園では、保育所の側面であれ、幼稚園の側面であれ、子供の心身の発達を促すよう気を付けなければいけない。肉体面は適切な食事と運動によって、精神面は子供の興味や関心に対する環境を整えつつ、それらの体験や周囲の環境、他者との関わりなど、さまざまな心の動きの相互関係によって発達していく。大人と子供、または子供と子供の交流を深めることを中心に置くことで、人への信頼感と自己の主体性の形成を促すことが出来るだろう。",
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{
"title": "子供の状況や環境や個人差に配慮する方針",
"description": "藩国認定こども園においては、一人一人の子供の状況や家庭環境、藩国や地域社会での実態を把握しつつ、子供のそれぞれの発達や個人差に十分に配慮した上で、子供が安心や信頼をもって藩国認定こども園で活動できるようにしなければならないとして方針を定めている。",
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{
"title": "藩国の学校教育との接続",
"description": "藩国認定こども園では幼児教育が行われており、これは藩国にある学校がある場合、その学校教育と接続する内容となっている。学校教育の前段階としての教育を学ぶことが可能というわけである。",
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{
"title": "保育料について",
"description": "藩国認定こども園を利用する料金、すなわち保育料については、保護者の所得を基本として決定する。その藩国が定める保育料の基準を上限として、保護者の所得や地域の状況に合わせて保育料は設定される。",
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},
{
"title": "地域の子育ての支援事業について",
"description": "藩国認定こども園では、その藩国や地域の子育て支援事業を行っている。子育てに関する保護者との相談や家庭訪問、また複数の保護者が集って職員に子供に関して話をする場を設けるなどである。",
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"title": "プライバシーはちゃんと守る",
"description": "藩国認定こども園、およびその職員は、子供達や保護者のプライバシーを保護しなければならない。そのため保育や教育を通して知り得た個人情報や秘密を守らなければならない。",
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"title": "こども園における基本的な方針",
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"title": "保育や養護の方針",
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"title": "生命の保持と情緒の安定を図る",
"description": "保育においては、なるべく子供がくつろげる雰囲気で、子供達のさまざまな欲求を満たし、その生命の保持や情緒の安定を図った環境で、保育を行わなければならない。子供を一時的に預かる以上、これは最初の大前提となる。",
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"title": "乳幼児の健康や発育に配慮した食事を行う",
"description": "乳幼児の時期は、食事や運動などの要素によって大きく成長する時期でもあるため、それぞれの健康や発育に配慮した食事を行う。栄養バランスを考慮しつつ、免疫力の低い乳児のミルクや離乳食は雑菌などに注意する。",
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{
"title": "保健的な衛生状態を維持する",
"description": "乳幼児は免疫力が低いため、常に清潔な環境を維持して保健的な衛生を保ち、病気を防ぎ健康に子供達が成長できるような環境を目指す。具体的にはしっかり小まめに掃除を行い、調理場などでは衛生管理に注意する。",
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"title": "教育に関する方針",
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"title": "運動と健康と安全",
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"title": "健康な身体を自ら安全に育てられるよう促す",
"description": "乳幼児の成長に伴い、屋外での運動などを増やすことで、身体を動かす楽しさを学び、関心や意欲を高めると同時に、運動を通して他者との交流する機会を設けられるようにする。心と身体は相互に密接な関連があり、運動を通してさまざまな体験をすることで、しなやかな心身の発達を促すことが出来る。",
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"title": "自身で危険を回避できるよう教育を行う",
"description": "藩国認定こども園では、子供達自身が危険を察知して身の安全を守れるように、生活における基本的な危険回避についての教育が行われる。道路に飛び出してはいけない、美味しいものをあげると言われたりしてもよく知らない怪しい人に付いていってはいけない、怪我をした時はどうすればいいのか、などの基本的な内容である。安全への認識を高めることで、少しずつ危険への自己判断が培えるようにするのが目的である。",
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"title": "言葉と人間関係",
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"title": "言葉や会話の感覚や表現力を養う",
"description": "藩国認定こども園においては、話したり聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、子供の言葉や会話への興味や関心を育てるようにしなければならない。そのために職員は、子供が自らの体験や考えを話したり、他者との会話や、絵本や物語の感想を語るなどの機会を作り、言葉に対する感覚や表現力を養えるようにする。会話はコミュニケーションの基本であり、自分の意思や感情を言葉にしたり、他者との意思疎通で分からないことを尋ねたり、どうしてほしいのかを確認するなど、生活に必要な会話の経験を積めるように促す。なお、保育教諭は一人一人の子供の言葉にしっかり耳を傾けること。",
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"title": "基本的な習慣や態度の基礎を養う",
"description": "藩国認定こども園では、乳幼児の成長に伴い、挨拶などの簡単な決まり事といった生活に必要となる基本的な習慣や態度の基礎を養えるようにしなければならない。お昼寝中は静かにする、食べ物はこぼさない、食事中は立ったり歩いたりしてはいけない、などである。なお、食事中のマナーを学ぶ一番の目的は誤飲防止のためであり、お昼寝中に静かにするのは体力をしっかり回復させるためでもある。",
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"title": "自立心や道徳心などを養う",
"description": "藩国認定こども園においては、子供と子供、子供と大人の関わりから、他人に対する愛情や信頼感、人権を大切にする心を育てるよう心掛けなければいけない。良いことと悪いことをちゃんと教えて、みんなで仲良くできるようにする。そうすることで自主や自立、また協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培えるように図るのである。",
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"title": "子供の主体的な行動をサポートする",
"description": "藩国認定こども園において、職員は子供の主体的な行動や安全を見守りつつ、適切な援助や注意を行うようにする。子供の持つ感性や可能性を尊重してサポートすることで、個人個人の資質を伸ばしつつ、自主と自立の芽生えを培うものとなるだろう。また、自分がやらなければいけないことを他人にさせたり、他人がやりたくないことを無理矢理させるようなことを注意することは、少なからず道徳性を育てることにもなるはずである。",
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"title": "さまざまな環境と触れ合う",
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"title": "身近な自然や環境に触れあえる時間を作る",
"description": "周囲の身近な自然や環境に触れ合い、親しみや興味や関心を持つように促すようにする。これらは動物園などの遠足や、社会見学などで培うことが出来るだろう。自然や動物に触れ合うことは、その美しさや不思議を見つける喜びや、それらを大切にするということを知り、未知への興味や関心や好奇心を育てることに繋がる。また社会見学などは、社会がさまざまな構成要素からなっており、そうした流れの中で今の自分やその環境がある、という一端を感じることが出来るだろう。どちらにも重要なのは、こども園という限定された範囲ではなく、それよりも広い視野があることを教えることで、豊かな感情や好奇心、思考力や想像力、表現力の発育を促すことにある。",
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"title": "感性や表現力や創造性を育てる",
"description": "さまざまな遊びが出来る環境を通して、いろいろな角度から豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを楽しく培えるようにする。例えば、積み木遊びや粘土遊び、お絵かきなどは、自分の中のものを表現する感性を育てるのに役立つだろう。色や形、触れた感覚など、さまざまな刺激が幼児の感性を育てる下地となり、表現力や創造性の育成に寄与できると考えられる。また、器用に指先を使う練習にもなるだろう。",
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"title": "表現力を育てる",
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"title": "想像力や思考力の芽生えを培う",
"description": "藩国認定こども園においては、絵本や歌、遠足などのさまざまな方法で、生命や自然や社会の事象についての興味や関心をなどを育てて、豊かな心情や思考力の芽生えを培えるようにしなければならない。",
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"title": "不思議と発見に出会える環境を作る",
"description": "子供達に、不思議と発見に出会える環境を整えられるようにする。磁石を使った玩具、穴を塞ぐと音が変わる笛、飛び出す絵本など、子供にとっての未知と出会えるようにすることで、これはなんだろう、こういうものなのかなと自ら考える力と体験的な知識を養えるようにする。",
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"title": "文字や図形や数字と触れ合うようにする",
"description": "藩国認定こども園では、文字や図形や数字を使った遊びや幼児教育によって、子供達が国語や算数などを学ぶ土壌を培えるように心がける。まず最初は、大縄跳びで何回跳ぶことが出来たかや、例えばカルタなどを何枚集められたかなど、遊びや生活に根差して親しめるようにする。うまくできたら、ちゃんと褒めるように職員は心掛ける。",
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"title": "設備や遊具",
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"title": "施設を囲む塀",
"description": "藩国認定こども園は、施設の周囲を石壁やコンクリートなどの塀で囲んでいる。これは子供が誤ってこども園の外へ行かないようにするためや、不審者の侵入を防ぐ目的があるため、それなりの高さがあり、容易に登ったり出来ないような構造になっている。なお、塀は堅苦しい感じがしないよう、鮮やかな色で塗られていたりと、それぞれのこども園で特徴がある。",
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"title": "正門と裏口",
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"title": "職員室",
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"title": "職員の休憩室やロッカールーム",
"description": "主に職員が使用するための休憩室やロッカールームなどがある。休憩室にはテーブルや椅子や簡単に寝転べる環境などがある。長時間働く職員がしっかり職務を全うするためには、当然ながら休憩も必要である。",
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"title": "ベッドのある保健室",
"description": "子供の怪我を応急処置したり、身体測定を行ったりする保健室がある。幼児期は転んだりと、何かと怪我をしやすい時期でもあるからだ。市販の薬品類や救急箱、体温計や、身体測定に使用する器具、事務机と椅子、診察用の椅子やベッドなどがある。",
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{
"title": "子供達が過ごす保育室",
"description": "子供達が藩国認定こども園で過ごすための保育室。学校で言う教室の役割があり、藩国認定こども園では、その規模に応じて複数の保育室がある。広い空間に、子供用の机と椅子やロッカー、ボールなどの道具とそれらを入れる棚などがある。安全面に配慮して角が尖っているような家具はなく、また地震などの転倒対策として棚などは固定されている。",
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"title": "広い遊戯室",
"description": "遊戯室とは、学校で言うところの体育館に近い役割を持つ部屋である。屋内で身体を動かしたり、藩国認定こども園での催しなどを行うのに適した広い空間を持っている。また、運動用のマットなどを収納する小さな倉庫や、子供達が劇をしたり、園長などが話をしたりするためのステージと、ステージを隠すための幕がある。なお、このステージは安全を配慮して、あまり高くない構造となっている。",
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"title": "楽器",
"description": "子供達が歌遊びや手遊びなどをする際、職員が音楽を奏でるための楽器。基本的にはピアノだが、その藩国の現状や文化に合わせたものが設置される。",
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"title": "トイレ",
"description": "藩国認定こども園では、子供用と大人用(職員用)のトイレがそれぞれ設置されている。バリアフリー対応で足の不自由な人でも使用可能。手洗い場には鏡と石鹸がある。",
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"title": "ゴミ箱",
"description": "抵抗力が低く細菌などに感染しやすい時期である乳幼児に対して、藩国認定こども園は常に清潔さが求められる。そのためゴミや汚物などをきちんと捨てるためのゴミ箱は必須である。",
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"title": "基本的な園庭",
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"title": "子供が運動や遊びを行うための広い空間",
"description": "園庭とは、藩国認定こども園の屋外にある、運動場や砂場、遊具や庭などがある広い空間のことである。子供達が運動や遊びを行うための空間である他、広い空間を活かして催しなどが行われることもある。",
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"title": "運動場",
"description": "運動場は、クレー舗装(乾燥時にもひび割れや飛砂がなく、弾力性や排水性があって、雑草が生えいにくいグラウンド用に整備された地面)された屋外の空間で、藩国認定こども園では「お庭」とも呼ばれる。この運動場を利用して、運動会などの催しを行うことも可能である。",
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"title": "子供のための砂場",
"description": "子供達が砂遊びをするための設備で、地面に開けられた窪みが砂で満たされたものである。砂を集めて山を作ったり、そこにトンネルを作ったりなど、創造的な遊びを行うことが出来る。なお、雑菌などから守るため、砂遊びの後は手洗いするようになっている。",
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"title": "さまざまな遊具",
"description": "ブランコやシーソーなど、子供が遊ぶための設備。その藩国の認定こども園によってさまざまな遊具が設置されており、ちょっとした特徴にもなっている。",
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{
"title": "楡の木",
"description": "藩国認定こども園の敷地には、楡(にれ)の木がある。瑞々しい緑が爽やかな印象を与える木で、成長するとかなり大きな木になるため、ほどよい日陰を作ってくれるだろう。なお、うっかり子供が木に登らないよう職員がそれとなく目を光らせたり、幹を柵で囲んだりと安全対策がなされている。",
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"localID": 42,
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{
"title": "保育のための設備",
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"title": "ベビーベッドのある乳児室",
"description": "乳児室とは、2歳に満たない子供のための部屋である。ベビーベッドなどがあり、子供が安全で安らげる環境を備えている。なお、施設の大きさや子供の数などによっては、乳児室とほふく室が1つの部屋でまとめられることもある。",
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"title": "ほふく室",
"description": "ほふく室は、子供が安全にハイハイ(ほふく前進)できる環境のための部屋であり、床には段差などがなく、まだ歩けない子供のための保育室といえる。子供がハイハイして何処かに行かないよう、柵などで範囲を制限している。",
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"title": "清潔な調理室",
"description": "0歳から2歳の子供の食事を作るための調理室。3歳未満の子供の成長と食事には密接な関係があり、また離乳食やアレルギー対応などの理由で個別に食事を調整する必要があるため、保育所の側面を持つ藩国認定こども園では、調理室が必要なのである。基本的に職員によって清潔に保たれている。",
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"title": "ミルクを作る調乳室",
"description": "調乳室は乳児のためのミルクを作る部屋である。ミルクの分量は乳児に合わせて個々に調整が行われる。なお、調乳室は調理室とは別に設けられており、これは免疫力の低い乳児のために特別清潔にしなければいけないからである。調乳室ではきちんとした清掃が行われつつ、哺乳瓶などはきちんと殺菌されており、ミルクを作る際には手洗いなどを行う他に、専用の三角巾や白衣、使い捨てのマスクや手袋などを着用して清潔さを保っている。また、職員の体調によっては調乳作業を行ってはいけない。",
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"title": "乳児の身体を洗う沐浴室",
"description": "沐浴室とは、まだ抵抗力が低く細菌感染しやすい新生児や乳児などを清潔にするため、暖かいお湯で身体を綺麗にするための部屋である。沐浴槽などを使い、訓練を受けた職員が生命の安全に配慮した上で沐浴を行う。",
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