*部品構造
-大部品: 艦長の技能 RD:10 評価値:5
--部品: 艦長の主な仕事について
--部品: 航海計画の立案とチェック
--部品: 部下を大切にするよう心がける
--部品: 戦術眼
--部品: 想像力
--部品: 布石を打つ
--部品: 部下を指揮する
--部品: 統べて率いる技能
--部品: 操艦技術
--部品: 度胸がある
*部品定義
**部品: 艦長の主な仕事について
艦長とは、その艦において一番偉い役職であると同時に、その艦における全責任を負っている存在である。艦の行動方針や決定意思において艦長は強大な権限を有しており、副長も含めた全ての部下を指揮統率することで、戦闘などの与えられた任務を無事に完遂することが求められる。艦長の技能は、これらに主眼を置いた技能となっている。
**部品: 航海計画の立案とチェック
艦長は、航海計画の立案能力を有していると同時に、その内容を厳しくチェックする技能を有している。これは具体的には、航海科または航海長と共同で、航海計画をより綿密なものにするための技能である。最終的にその航海計画にGOサインを出すのは艦長の仕事であるため、当然といえば当然の技能ではある。
**部品: 部下を大切にするよう心がける
艦長は、部下を大切にしなければいけない。その心こそが指揮統率にとっては第一である。例えば、毎日朝夕に見回りをして自分の艦の空気を知り、すれ違う部下達と積極的に挨拶や会話を行い、部下達の名前を覚えて、それぞれがどんな人物で何を考えているかを意識し、立場上の線引きはしつつも心を通わせ、各科の大勢がひとつに向かって視線を向けるようにやる気を引き出す……そんな艦長であれば、部下もまたそれに応えようと頑張るだろう。部下を大切にする方法は部下の数だけ正解があるが、まず第一には、部下を大切にする心こそが肝要である。ちなみに、食事などでは艦長は部下より先に食べ始めてはいけない。
**部品: 戦術眼
艦長は、戦闘を指揮する関係上、訓練や演習などによって必要な戦術眼を養っている。戦力も時間も無限ではなく有限であり、目的や目標を達成するためには何が必要で、どんな問題があって、どんな判断や選択を行うべきなのか……そうした先に起こる出来事や全体を見据える能力は重要である。
**部品: 想像力
艦長の主な仕事場は、艦の大きさに比べれば決して広くはない、艦橋にある艦長席である。たとえ何かが起きたとしても、艦長である以上は、艦橋を簡単に離れるようなことはあってはならない。よって艦長が艦内の、または部下達の現状を知るためには、部下からの報告が頼りとなる。そこで艦長は、艦橋というどこか密室のような場所にいながら、その外側に対して、何が起きていて、これからどうなって、どうすべきかなど、想像力をフルに駆使するのである。これは戦闘などでも同じである。
**部品: 布石を打つ
布石とは、今は意味が薄いが未来において必要となる準備のことである。何事も事が起こってから準備するのでは遅いので、想像力を駆使した後、必要な布石を早めに打つことが大事である。艦長は通常航海にせよ戦闘にせよ、常に未来を見据えて布石を意識しなければいけない。
**部品: 部下を指揮する
指揮とは、目的や全体を意識して適切かつ明瞭な指示を行うことによって、集団の作戦や組織の活動などを成功に近づける技能である。艦の各科や人員を束ねる艦長には必須の技能であり、ただの個人の集まりが、より力強いひとつの生物のように有機的に連携するためには、指揮が必要なのである。ちなみに集団を動かすという点で、飲み会や祭りの準備をするなど、この技能は割と幅広く使える。
**部品: 統べて率いる技能
統べて率いる技能、すなわち統率技能とは、部下などが集団としての目的や意識をもって意欲的に統一行動できるよう、上手くコントロールする技能のことである。部下にとって理想の艦長となるよう心がけ、部下達の士気を調整し、艦の目的やその意図を周知して明確にし、計画と統制をもって各科の能力を最大限に引き出して、組織や集団をひとつの生き物としてより洗練させる…… 他にもさまざまな手段があるかもしれないが、統率技能とはそのようなものである。
**部品: 操艦技術
操艦とは文字通り艦を操ることであり、ここでは艦長の指揮によって各科を連携させて巧みに艦を操る技術を意味する。特に出入港時などは艦長の腕の見せ所であり、そもそも艦船というものは巨大で、車よりもずっとブレーキがかかりにくいものなのだ。艦長は、その艦や人員の性能や特性を充分に理解した上で、慎重かつ冷静に指示を出して、部下達の報告などから現状を把握しつつ、適切な操艦を行うのである。
**部品: 度胸がある
艦が今にも事故って沈みそうな状況であれ、ミサイルひとつであっさり全滅しそうな戦闘中であれ、艦長は平然と指揮を行わなければならない。艦長の震えや怯えは、部下に伝播する。逆に言えば、艦長がただ平然としているだけで、まだ大丈夫だと部下も信じられるからだ。だからそのために、艦長には度胸が求められる。その度胸は、これまでの経験や、自分達に何が出来て何が出来ないかの把握や計算、部下を信じられるかどうかなど、艦長としてのこれまでのさまざまな要因によって建てられる、心の砦である。
*提出書式
大部品: 艦長の技能 RD:10 評価値:5
-部品: 艦長の主な仕事について
-部品: 航海計画の立案とチェック
-部品: 部下を大切にするよう心がける
-部品: 戦術眼
-部品: 想像力
-部品: 布石を打つ
-部品: 部下を指揮する
-部品: 統べて率いる技能
-部品: 操艦技術
-部品: 度胸がある
部品: 艦長の主な仕事について
艦長とは、その艦において一番偉い役職であると同時に、その艦における全責任を負っている存在である。艦の行動方針や決定意思において艦長は強大な権限を有しており、副長も含めた全ての部下を指揮統率することで、戦闘などの与えられた任務を無事に完遂することが求められる。艦長の技能は、これらに主眼を置いた技能となっている。
部品: 航海計画の立案とチェック
艦長は、航海計画の立案能力を有していると同時に、その内容を厳しくチェックする技能を有している。これは具体的には、航海科または航海長と共同で、航海計画をより綿密なものにするための技能である。最終的にその航海計画にGOサインを出すのは艦長の仕事であるため、当然といえば当然の技能ではある。
部品: 部下を大切にするよう心がける
艦長は、部下を大切にしなければいけない。その心こそが指揮統率にとっては第一である。例えば、毎日朝夕に見回りをして自分の艦の空気を知り、すれ違う部下達と積極的に挨拶や会話を行い、部下達の名前を覚えて、それぞれがどんな人物で何を考えているかを意識し、立場上の線引きはしつつも心を通わせ、各科の大勢がひとつに向かって視線を向けるようにやる気を引き出す……そんな艦長であれば、部下もまたそれに応えようと頑張るだろう。部下を大切にする方法は部下の数だけ正解があるが、まず第一には、部下を大切にする心こそが肝要である。ちなみに、食事などでは艦長は部下より先に食べ始めてはいけない。
部品: 戦術眼
艦長は、戦闘を指揮する関係上、訓練や演習などによって必要な戦術眼を養っている。戦力も時間も無限ではなく有限であり、目的や目標を達成するためには何が必要で、どんな問題があって、どんな判断や選択を行うべきなのか……そうした先に起こる出来事や全体を見据える能力は重要である。
部品: 想像力
艦長の主な仕事場は、艦の大きさに比べれば決して広くはない、艦橋にある艦長席である。たとえ何かが起きたとしても、艦長である以上は、艦橋を簡単に離れるようなことはあってはならない。よって艦長が艦内の、または部下達の現状を知るためには、部下からの報告が頼りとなる。そこで艦長は、艦橋というどこか密室のような場所にいながら、その外側に対して、何が起きていて、これからどうなって、どうすべきかなど、想像力をフルに駆使するのである。これは戦闘などでも同じである。
部品: 布石を打つ
布石とは、今は意味が薄いが未来において必要となる準備のことである。何事も事が起こってから準備するのでは遅いので、想像力を駆使した後、必要な布石を早めに打つことが大事である。艦長は通常航海にせよ戦闘にせよ、常に未来を見据えて布石を意識しなければいけない。
部品: 部下を指揮する
指揮とは、目的や全体を意識して適切かつ明瞭な指示を行うことによって、集団の作戦や組織の活動などを成功に近づける技能である。艦の各科や人員を束ねる艦長には必須の技能であり、ただの個人の集まりが、より力強いひとつの生物のように有機的に連携するためには、指揮が必要なのである。ちなみに集団を動かすという点で、飲み会や祭りの準備をするなど、この技能は割と幅広く使える。
部品: 統べて率いる技能
統べて率いる技能、すなわち統率技能とは、部下などが集団としての目的や意識をもって意欲的に統一行動できるよう、上手くコントロールする技能のことである。部下にとって理想の艦長となるよう心がけ、部下達の士気を調整し、艦の目的やその意図を周知して明確にし、計画と統制をもって各科の能力を最大限に引き出して、組織や集団をひとつの生き物としてより洗練させる…… 他にもさまざまな手段があるかもしれないが、統率技能とはそのようなものである。
部品: 操艦技術
操艦とは文字通り艦を操ることであり、ここでは艦長の指揮によって各科を連携させて巧みに艦を操る技術を意味する。特に出入港時などは艦長の腕の見せ所であり、そもそも艦船というものは巨大で、車よりもずっとブレーキがかかりにくいものなのだ。艦長は、その艦や人員の性能や特性を充分に理解した上で、慎重かつ冷静に指示を出して、部下達の報告などから現状を把握しつつ、適切な操艦を行うのである。
部品: 度胸がある
艦が今にも事故って沈みそうな状況であれ、ミサイルひとつであっさり全滅しそうな戦闘中であれ、艦長は平然と指揮を行わなければならない。艦長の震えや怯えは、部下に伝播する。逆に言えば、艦長がただ平然としているだけで、まだ大丈夫だと部下も信じられるからだ。だからそのために、艦長には度胸が求められる。その度胸は、これまでの経験や、自分達に何が出来て何が出来ないかの把握や計算、部下を信じられるかどうかなど、艦長としてのこれまでのさまざまな要因によって建てられる、心の砦である。
*インポート用定義データ
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