*部品構造
-大部品: 海洋冒険の作戦(葉明丸) RD:38 評価値:9
--部品: 基本は移動(航海)と偵察(調査)
--大部品: 通常航海 RD:25 評価値:8
---部品: 作戦の事前準備としての通常航海
---部品: 気象や海象の確認
---部品: ワッチによる交代制
---大部品: 出入港 RD:9 評価値:5
----部品: 航海計画の立案とチェック
----部品: 情報取得や連絡作業に関して
----部品: 補給を含む事務作業について
----部品: 船医は出港前に乗員の健康状態や医療品をチェック
----部品: 出港前に参拝
----部品: スムーズな出入港で滞りなく作戦を進められる
----部品: 出入港は船長の腕の見せ所
----部品: 見張りで出入港時の事故防止
----部品: ロープワーク技術の駆使
---大部品: 航海中 RD:13 評価値:6
----部品: 船長と航海士による操船と操舵
----部品: 航路や現在地や移動の方角や速度を把握
----部品: 船長の見回り
----部品: 見張りや見回りを怠らない
----部品: サングラスで目を慣らす
----部品: 航海日誌を書く
----部品: 機関室の整備や維持は機関部の仕事
----部品: 各部署で機器の整備やメンテナンスはしっかりやる
----部品: とにかく食事は必要!
----部品: 定期的な健康診断や事故の際の対応教育
----部品: 信心深い人のための船内神社
----部品: 航海中の娯楽のための読書
----部品: 娯楽としての催し
--大部品: 葉明丸の海洋冒険について RD:11 評価値:6
---部品: 冒険の目的
---部品: 海洋冒険局のサポートを受ける
---部品: 船員との顔合わせや打ち合わせ
---部品: うかぶ君による偵察
---部品: もぐる君で海中探索
---部品: 証拠はきちんと残す
---部品: 上陸用ボートの運用
---部品: 危険に遭遇したら基本的に逃げる
---部品: 船医と医務室で健康状態を管理
---部品: 必要なら冒険船で資金稼ぎをする
---部品: 物理域変動の確認
--大部品: その他 RD:1 評価値:1
---部品: 海軍などと連携する場合
*部品定義
**部品: 基本は移動(航海)と偵察(調査)
冒険船「葉明丸」を運用した海洋冒険の作戦の基本は、船による移動(航海)と、各種装備などを用いての偵察(調査)である。そもそも航海においては、安全確認の観点から常に移動しつつ偵察(見張りなど)をしているわけだが、それに冒険船の空撮ドローンや遠隔操作型無人潜水艇などを使って、広範囲やピンポイントでの情報取得を加えたものである。
**部品: 作戦の事前準備としての通常航海
輸送であれ海洋冒険であれ、艦船を用いるのであれば、出入港および海を移動するための行動、すなわち通常航海を滞りなくクリアしなければいけない。通常航海を滞りなくクリアすることは、万全の状態で作戦に挑むことに繋がるため、これは作戦における事前準備であるといえる。
**部品: 気象や海象の確認
航海は、海の気象や海象に大きく左右されるため、それらを観測する機器などを用いて、航海士などは常に気象や海象に関する情報取得を心掛ける。陸にいる場合でもTVや新聞などで情報を取得すること。
**部品: ワッチによる交代制
航海中は、ワッチ(当直)による3交代制で業務時間が定められている。具体的には8時間を3つに分けて、それぞれ交代しながら仕事をするわけである。これによって艦船の運行は基本的には24時間止まることはない。
**部品: 航海計画の立案とチェック
船長は航海士などと協力して、航海の目的や目標を達成するために、航海計画を作成する。航海計画によって、移動時間や燃料の消費を抑えた航海を行うことが出来る。船長は想像力を駆使して部下の状況なども考えながら、航海士は海図や測量に関する知識や技術を駆使して計算しながら、それぞれ航海計画の立案やチェックなどを行う。なお、こうしたチェックや修正は航海中にも随時行う。
**部品: 情報取得や連絡作業に関して
港湾に出入港する際の通信や連絡などは通信部が中心となって行う。また、寄港予定の藩国の情報や情勢、軍事や世界の大まかな情勢、航海に関連する海象や気象の情報など、作戦と関係のある情報を可能な範囲で事前に集めておくこと。別の部隊や組織などが情報収集を行うので通信部がないなどの場合、無線技能を持った船長や航海士などが船同士の連絡などを担当する。状況によっては手旗信号や発光信号や信号旗などを使う。
**部品: 補給を含む事務作業について
港では基本的に、燃料や食料や医療品や生活物資、または弾薬など、さまざまな補給を行う可能性がある。滞りなく十分な補給を行うために、事務部は事務技能を駆使して、船に必要な物品を事前にリストアップして補給計画を立てておく。なお、補給や出入港の際に必要な書類の手配や、補給された物品のチェックなどもしっかり行う。ただし、商船などの場合は、陸にある会社がこうした事務作業の大部分をフォローすることもある。星風藩国の冒険船においては海洋冒険局がそれにあたる。
**部品: 船医は出港前に乗員の健康状態や医療品をチェック
船医などがいる場合、出港前に乗員の健康状態のチェックや、何らかの病原菌などを国外に持ちこんでいないか充分にチェックすること。他にも他国で流行している病気などがあれば、その抗体を準備するなどしておく。これは事務部を通して事前に必要な医療品の手配を依頼する。また、医療品のチェックや管理などに気を配ること。
**部品: 出港前に参拝
海は陸とは違い、何が起こるか分からぬ場所であるため、出港前には航海の無事を祈って、宗教施設などに参拝を行っておく。こうした行いは、乗員の信仰心による精神的な支えとなるだろう。これは代表として船長だけでも良いとする。寄港した際にも、時間があって宗教施設があれば参拝しておくと良いかもしれない。よその藩国から来たわけだから、きちんと神様に挨拶しておくわけである。
**部品: スムーズな出入港で滞りなく作戦を進められる
どんな航海も、まず港から出て最後には港に戻るのが基本となる。その途中でどこかに寄港するにせよ、乗員が力を合わせて無駄なくスムーズに出港や入港の作業を行うことは、作戦を滞りなく進めることと同義である。
**部品: 出入港は船長の腕の見せ所
出港、または入港時は、船長の腕の見せ所である。船長はその権限を用いて部下を指揮統率することで操船を行い、無駄なくスムーズに出入港を行うよう努めること。なお、出港前に乗船する際は、船の状態を外から確認した後、最後に乗船すること。逆に下船する際は、部下の下船を確認してから最後に下船すること。これらは部下を大切にするよう心がけていることを示すための行動でもある。ちなみに、船長にも上手い下手はあるので、出入港における操船の舵取りや指示などは航海長などに任せても良い。
**部品: 見張りで出入港時の事故防止
出入港においては、船の動きと、港を行き来する他の艦船の動きや、係留施設との位置関係や状況などの確認や報告が欠かせない。事故を防ぐためである。この対策として、甲板部が中心となって船の周囲を見張り、何か問題などがあればすぐ報告するようにしておく。
**部品: ロープワーク技術の駆使
荷役や、桟橋へのロープの固定、また航海中の嵐などの対策として船内の物品を固定する際には、ロープワークを駆使してこれを行う。これは甲板部が中心となって行う。
**部品: 船長と航海士による操船と操舵
航海中の操船は、甲板部(具体的には航海士)が中心となって行い、船長は基本的にその監督を行う。ちなみに操舵は二人一組で行う仕事であるため、これを利用して先輩が仕事の教育も行うこと。船長は海図や航海計画をチェックしながら、何かトラブルなどがあれば、随時に各部の情報などを基に決断、命令をもって操船を行う。なお、何らかの理由で船長が不在などの場合、操船は代理として副長または一等航海士が指揮や操船を行う。
**部品: 航路や現在地や移動の方角や速度を把握
甲板部の、主に航海士の人員は、航海中は海図と測量技術を用いて、航路や船の現在地の確認、船の移動する方角や速度などの把握に努めること。何か誤差などがあれば、操船によって修正などを行う。
**部品: 船長の見回り
船長は航海中、朝と晩に艦内の様子を見て回り、部下達に挨拶やコミュニケーションを行うなどして、現場の空気感の把握を行うこと。これは指揮統率の第一歩であると同時に、部下が心を開く、または船長が部下のことを大切に想うための下地となる。想像力も養われるだろう。
**部品: 見張りや見回りを怠らない
航海中、甲板部の人員が中心となって、交代制で見張りや見回りを行う。なお、見張りがないことで発生する事故は多いため、見張りがいない状況を作らないよう常に注意すること。報告や定時連絡はしっかりこまめに行う。
**部品: サングラスで目を慣らす
昼夜を問わず航行する場合は、朝日や夕陽の眩しさや、明るい船内から夜の暗い外に出るなどすると目が慣れず、すぐさまの仕事に支障が出ることがある。これらの対策としてサングラスを使用する。暗順応については外に出る前に室内でサングラスをかけておくことで、順応までの時間を短縮することが出来る。
**部品: 航海日誌を書く
航海中、航海士の資格を持つ者は、航海日誌をサボらずにしっかり書くこと。何か事故や事件があった際、こうした記録から検証するなどが可能となるからである。ちなみに船長も航海日誌は書くこと。
**部品: 機関室の整備や維持は機関部の仕事
昼も夜を航海をする関係上、常にエンジンを中心とした各機関の状態については、万全の状態を保つよう常に努めなければならない。機関部の人員は、機関室にあるエンジンなどを中心に、機械知識や整備技能による調整やメンテナンスなどで、各機関の維持や管理を行い、異常がないか(入港時でも)チェックすること。何かあればすぐ報告や連絡、相談を行う。
**部品: 各部署で機器の整備やメンテナンスはしっかりやる
船の各部署の人員は、航海中、自らが担当とする機器の整備やメンテナンスなどを欠かさないようにすること。長期間の航海では、日頃の整備やメンテナンスは大事である。その科で対応できない機械的なトラブルは、機関部と相談すること。
**部品: とにかく食事は必要!
人間が活動するには食事が必要不可欠である。そのため司厨部は(統合されている通信部や事務部などで優先しなければいけない仕事以外では)基本的には食事の準備に専念すること。栄養バランスを考慮した美味しい料理がなければ、何日にも渡る航海は大変に辛いものになるだろう。
**部品: 定期的な健康診断や事故の際の対応教育
船医がいる場合、定期的な健康診断や、船内の衛生状態のチェックなどを行う。また、機会を見て海上で発生する事故に対する医療技術などの対応を他の人員に教育できるなら行う。
**部品: 信心深い人のための船内神社
信心の深い者が、長い航海で心に不安や迷いがある時や、何かどうしようもない困った時などは、船内神社を利用するのも良い。神様に祈ることでしか解決しないこともあるかもしれない。
**部品: 航海中の娯楽のための読書
娯楽は人間の生活に必要な要素であり、航海中の娯楽のひとつとしては、読書を行う。本は食堂の本棚にあるが、私物などがあればそれを読んだりもするのも良い。
**部品: 娯楽としての催し
航海中に余裕があれば、船内で娯楽イベントを行っても良い。娯楽は人間の生活にとって重要であり、それが必要だと判断した場合にこれは行われる。催しの内容については、航海計画に関わる船長や航海士や事務部などが中心になって企画し、船長の許可をもって決定とする。これは、当然ながら仕事に支障がない範囲で行う。見張りや通信などの仕事が全員イベントに行っていて機能しないという事態にならないように気を付けること。
**部品: 冒険の目的
海洋冒険の目的は、海洋冒険局の『海洋冒険で評価の高い発見や対応の例』に準じるものとする。狙えるのであれば一度の航海で2つ以上の発見を狙っても良い。基本的には航海を行い、運が良ければ何らかの発見してその証拠の撮影、帰還して報告する、という流れになる。
**部品: 海洋冒険局のサポートを受ける
海洋冒険局は、出港前に海洋冒険や航海に必要な情報提供や連絡や事務仕事などのサポート、また海洋冒険局が保有する冒険船「葉明丸」の管理などを行うことで、海洋冒険者のサポートを行うこと。
**部品: 船員との顔合わせや打ち合わせ
同じ船で冒険を行う船員達との顔合わせや打ち合わせを、出港前にきちんと時間をとって行う。具体的には、海洋冒険局のロビーで待ち合わせたしたり、会議室で今回の航海や冒険について話し合ったり相談したりする。他にいい場所があればそれを用いても良いが、情報提供してくれる海洋冒険局のスタッフがいる施設のほうが便利かもしれない。コミュニケーションを円滑にする技能などがあれば、顔合わせや話し合いも、より上手くいくと思われる。
**部品: うかぶ君による偵察
航海中、冒険船「葉明丸」は、有線式の船用空撮ドローン「うかぶ君」を運用して、高度150m以上にならない程度の高さからの偵察を行いながら航行すること。これによって移動しながら目視や双眼鏡よりも広い範囲での早期発見を狙うものとする。なお、船の離着陸を容易にするためにヘリポートを利用すること。
**部品: もぐる君で海中探索
ソナーで何か気になる反応や何かがあった際は、遠隔操作型無人潜水艇「もぐる君」を使って、海中の探索を行う。採取可能で問題なさそうなら映像やサンプルを入手すること。
**部品: 証拠はきちんと残す
海洋冒険には、冒険をしたという証拠が必要となる。そのためにも航海日誌はこまめに書いて位置情報を記録し、うかぶ君やもぐる君、船舶搭載用監視カメラなどの電子データは船内コンピューターで保存すること。海中から得たサンプルは設備でしっかり保存し、電子的な加工が難しい銀塩カメラは、証拠として残したいという時に積極的に使う。
**部品: 上陸用ボートの運用
上陸用ボートは、葉明丸では近づけないような地形や港で、人員や補給物資の運搬などの際に運用する。また、上陸しての証拠の撮影や、火災などでどうしようもなくなった際の避難や脱出時に使用したり、上陸しての水の補給やサンプルの採取などにも使える。
**部品: 危険に遭遇したら基本的に逃げる
航海中、何らかの危険に遭遇した場合は、可能な限り逃げる、または迂回することを基本方針とする。葉明丸はウォータージェット推進であるため、30ノット以上の高速航行が可能である。この速度を活かして逃げること。危険があるということを報告することも冒険としては価値があるため証拠の撮影などもあると良いが、これは可能であればで良い。命あっての冒険であり、帰ればまた来れる、とすること。なお、護衛艦などの戦闘装備の兵器が護衛に付いている場合で戦闘を行う場合は、そちらに任せて退避すること。
**部品: 船医と医務室で健康状態を管理
医務室では船員の怪我の治療、特に船医がいる場合は定期的なカウンセリングなどを行うことで、船員の健康状態を管理し、万全の体調をもって海洋冒険に挑めるようにする。
**部品: 必要なら冒険船で資金稼ぎをする
冒険には金がかかるものであり、物資や水や食糧や燃料や船員の給料などに必要な資金が不足する場合は、事前に冒険船を使って簡単な商売をして稼ぐ(これは海洋冒険局でも許可されている) ただし、葉明丸にはデッキクレーンこそあるもののコンテナ船のように大規模な荷物の運搬などは出来ないので、船員に星風の船商人などの商人や経済に詳しい者がいるなら、きちんと計画を立てて商売を行う。
**部品: 物理域変動の確認
航海中にゲートなどの影響で物理域が変動している地域にそのまま移動すると、中物理の機械が止まってしまう可能性があるため、そういった怪しい地域では、空撮ドローンを船に先行させて(有線ドローンなら先行するよう船の速度を落として)物理域の安全を確認しながら移動する。または夜を待って、甲板部の測量技能で天体の変化を観測することで、ある程度は確認することが出来るかもしれない。
**部品: 海軍などと連携する場合
海洋冒険に多大な危険があり、それでもなお国家として海洋冒険を行わなければいけない場合においては、政府組織のひとつである海洋冒険局や星風海軍などを通して、海の戦闘部隊や兵器などと連携しての冒険を行う。例えば、護衛艦は冒険船「葉明丸」を常に護衛しつつ、艦載ヘリはより広域の偵察などを行う。葉明丸には戦闘能力がないため、戦闘を担当する味方と連携して、常に味方が守り易い位置を保ちつつ、証拠の撮影などに努めること。
*提出書式
大部品: 海洋冒険の作戦(葉明丸) RD:38 評価値:9
-部品: 基本は移動(航海)と偵察(調査)
-大部品: 通常航海 RD:25 評価値:8
--部品: 作戦の事前準備としての通常航海
--部品: 気象や海象の確認
--部品: ワッチによる交代制
--大部品: 出入港 RD:9 評価値:5
---部品: 航海計画の立案とチェック
---部品: 情報取得や連絡作業に関して
---部品: 補給を含む事務作業について
---部品: 船医は出港前に乗員の健康状態や医療品をチェック
---部品: 出港前に参拝
---部品: スムーズな出入港で滞りなく作戦を進められる
---部品: 出入港は船長の腕の見せ所
---部品: 見張りで出入港時の事故防止
---部品: ロープワーク技術の駆使
--大部品: 航海中 RD:13 評価値:6
---部品: 船長と航海士による操船と操舵
---部品: 航路や現在地や移動の方角や速度を把握
---部品: 船長の見回り
---部品: 見張りや見回りを怠らない
---部品: サングラスで目を慣らす
---部品: 航海日誌を書く
---部品: 機関室の整備や維持は機関部の仕事
---部品: 各部署で機器の整備やメンテナンスはしっかりやる
---部品: とにかく食事は必要!
---部品: 定期的な健康診断や事故の際の対応教育
---部品: 信心深い人のための船内神社
---部品: 航海中の娯楽のための読書
---部品: 娯楽としての催し
-大部品: 葉明丸の海洋冒険について RD:11 評価値:6
--部品: 冒険の目的
--部品: 海洋冒険局のサポートを受ける
--部品: 船員との顔合わせや打ち合わせ
--部品: うかぶ君による偵察
--部品: もぐる君で海中探索
--部品: 証拠はきちんと残す
--部品: 上陸用ボートの運用
--部品: 危険に遭遇したら基本的に逃げる
--部品: 船医と医務室で健康状態を管理
--部品: 必要なら冒険船で資金稼ぎをする
--部品: 物理域変動の確認
-大部品: その他 RD:1 評価値:1
--部品: 海軍などと連携する場合
部品: 基本は移動(航海)と偵察(調査)
冒険船「葉明丸」を運用した海洋冒険の作戦の基本は、船による移動(航海)と、各種装備などを用いての偵察(調査)である。そもそも航海においては、安全確認の観点から常に移動しつつ偵察(見張りなど)をしているわけだが、それに冒険船の空撮ドローンや遠隔操作型無人潜水艇などを使って、広範囲やピンポイントでの情報取得を加えたものである。
部品: 作戦の事前準備としての通常航海
輸送であれ海洋冒険であれ、艦船を用いるのであれば、出入港および海を移動するための行動、すなわち通常航海を滞りなくクリアしなければいけない。通常航海を滞りなくクリアすることは、万全の状態で作戦に挑むことに繋がるため、これは作戦における事前準備であるといえる。
部品: 気象や海象の確認
航海は、海の気象や海象に大きく左右されるため、それらを観測する機器などを用いて、航海士などは常に気象や海象に関する情報取得を心掛ける。陸にいる場合でもTVや新聞などで情報を取得すること。
部品: ワッチによる交代制
航海中は、ワッチ(当直)による3交代制で業務時間が定められている。具体的には8時間を3つに分けて、それぞれ交代しながら仕事をするわけである。これによって艦船の運行は基本的には24時間止まることはない。
部品: 航海計画の立案とチェック
船長は航海士などと協力して、航海の目的や目標を達成するために、航海計画を作成する。航海計画によって、移動時間や燃料の消費を抑えた航海を行うことが出来る。船長は想像力を駆使して部下の状況なども考えながら、航海士は海図や測量に関する知識や技術を駆使して計算しながら、それぞれ航海計画の立案やチェックなどを行う。なお、こうしたチェックや修正は航海中にも随時行う。
部品: 情報取得や連絡作業に関して
港湾に出入港する際の通信や連絡などは通信部が中心となって行う。また、寄港予定の藩国の情報や情勢、軍事や世界の大まかな情勢、航海に関連する海象や気象の情報など、作戦と関係のある情報を可能な範囲で事前に集めておくこと。別の部隊や組織などが情報収集を行うので通信部がないなどの場合、無線技能を持った船長や航海士などが船同士の連絡などを担当する。状況によっては手旗信号や発光信号や信号旗などを使う。
部品: 補給を含む事務作業について
港では基本的に、燃料や食料や医療品や生活物資、または弾薬など、さまざまな補給を行う可能性がある。滞りなく十分な補給を行うために、事務部は事務技能を駆使して、船に必要な物品を事前にリストアップして補給計画を立てておく。なお、補給や出入港の際に必要な書類の手配や、補給された物品のチェックなどもしっかり行う。ただし、商船などの場合は、陸にある会社がこうした事務作業の大部分をフォローすることもある。星風藩国の冒険船においては海洋冒険局がそれにあたる。
部品: 船医は出港前に乗員の健康状態や医療品をチェック
船医などがいる場合、出港前に乗員の健康状態のチェックや、何らかの病原菌などを国外に持ちこんでいないか充分にチェックすること。他にも他国で流行している病気などがあれば、その抗体を準備するなどしておく。これは事務部を通して事前に必要な医療品の手配を依頼する。また、医療品のチェックや管理などに気を配ること。
部品: 出港前に参拝
海は陸とは違い、何が起こるか分からぬ場所であるため、出港前には航海の無事を祈って、宗教施設などに参拝を行っておく。こうした行いは、乗員の信仰心による精神的な支えとなるだろう。これは代表として船長だけでも良いとする。寄港した際にも、時間があって宗教施設があれば参拝しておくと良いかもしれない。よその藩国から来たわけだから、きちんと神様に挨拶しておくわけである。
部品: スムーズな出入港で滞りなく作戦を進められる
どんな航海も、まず港から出て最後には港に戻るのが基本となる。その途中でどこかに寄港するにせよ、乗員が力を合わせて無駄なくスムーズに出港や入港の作業を行うことは、作戦を滞りなく進めることと同義である。
部品: 出入港は船長の腕の見せ所
出港、または入港時は、船長の腕の見せ所である。船長はその権限を用いて部下を指揮統率することで操船を行い、無駄なくスムーズに出入港を行うよう努めること。なお、出港前に乗船する際は、船の状態を外から確認した後、最後に乗船すること。逆に下船する際は、部下の下船を確認してから最後に下船すること。これらは部下を大切にするよう心がけていることを示すための行動でもある。ちなみに、船長にも上手い下手はあるので、出入港における操船の舵取りや指示などは航海長などに任せても良い。
部品: 見張りで出入港時の事故防止
出入港においては、船の動きと、港を行き来する他の艦船の動きや、係留施設との位置関係や状況などの確認や報告が欠かせない。事故を防ぐためである。この対策として、甲板部が中心となって船の周囲を見張り、何か問題などがあればすぐ報告するようにしておく。
部品: ロープワーク技術の駆使
荷役や、桟橋へのロープの固定、また航海中の嵐などの対策として船内の物品を固定する際には、ロープワークを駆使してこれを行う。これは甲板部が中心となって行う。
部品: 船長と航海士による操船と操舵
航海中の操船は、甲板部(具体的には航海士)が中心となって行い、船長は基本的にその監督を行う。ちなみに操舵は二人一組で行う仕事であるため、これを利用して先輩が仕事の教育も行うこと。船長は海図や航海計画をチェックしながら、何かトラブルなどがあれば、随時に各部の情報などを基に決断、命令をもって操船を行う。なお、何らかの理由で船長が不在などの場合、操船は代理として副長または一等航海士が指揮や操船を行う。
部品: 航路や現在地や移動の方角や速度を把握
甲板部の、主に航海士の人員は、航海中は海図と測量技術を用いて、航路や船の現在地の確認、船の移動する方角や速度などの把握に努めること。何か誤差などがあれば、操船によって修正などを行う。
部品: 船長の見回り
船長は航海中、朝と晩に艦内の様子を見て回り、部下達に挨拶やコミュニケーションを行うなどして、現場の空気感の把握を行うこと。これは指揮統率の第一歩であると同時に、部下が心を開く、または船長が部下のことを大切に想うための下地となる。想像力も養われるだろう。
部品: 見張りや見回りを怠らない
航海中、甲板部の人員が中心となって、交代制で見張りや見回りを行う。なお、見張りがないことで発生する事故は多いため、見張りがいない状況を作らないよう常に注意すること。報告や定時連絡はしっかりこまめに行う。
部品: サングラスで目を慣らす
昼夜を問わず航行する場合は、朝日や夕陽の眩しさや、明るい船内から夜の暗い外に出るなどすると目が慣れず、すぐさまの仕事に支障が出ることがある。これらの対策としてサングラスを使用する。暗順応については外に出る前に室内でサングラスをかけておくことで、順応までの時間を短縮することが出来る。
部品: 航海日誌を書く
航海中、航海士の資格を持つ者は、航海日誌をサボらずにしっかり書くこと。何か事故や事件があった際、こうした記録から検証するなどが可能となるからである。ちなみに船長も航海日誌は書くこと。
部品: 機関室の整備や維持は機関部の仕事
昼も夜を航海をする関係上、常にエンジンを中心とした各機関の状態については、万全の状態を保つよう常に努めなければならない。機関部の人員は、機関室にあるエンジンなどを中心に、機械知識や整備技能による調整やメンテナンスなどで、各機関の維持や管理を行い、異常がないか(入港時でも)チェックすること。何かあればすぐ報告や連絡、相談を行う。
部品: 各部署で機器の整備やメンテナンスはしっかりやる
船の各部署の人員は、航海中、自らが担当とする機器の整備やメンテナンスなどを欠かさないようにすること。長期間の航海では、日頃の整備やメンテナンスは大事である。その科で対応できない機械的なトラブルは、機関部と相談すること。
部品: とにかく食事は必要!
人間が活動するには食事が必要不可欠である。そのため司厨部は(統合されている通信部や事務部などで優先しなければいけない仕事以外では)基本的には食事の準備に専念すること。栄養バランスを考慮した美味しい料理がなければ、何日にも渡る航海は大変に辛いものになるだろう。
部品: 定期的な健康診断や事故の際の対応教育
船医がいる場合、定期的な健康診断や、船内の衛生状態のチェックなどを行う。また、機会を見て海上で発生する事故に対する医療技術などの対応を他の人員に教育できるなら行う。
部品: 信心深い人のための船内神社
信心の深い者が、長い航海で心に不安や迷いがある時や、何かどうしようもない困った時などは、船内神社を利用するのも良い。神様に祈ることでしか解決しないこともあるかもしれない。
部品: 航海中の娯楽のための読書
娯楽は人間の生活に必要な要素であり、航海中の娯楽のひとつとしては、読書を行う。本は食堂の本棚にあるが、私物などがあればそれを読んだりもするのも良い。
部品: 娯楽としての催し
航海中に余裕があれば、船内で娯楽イベントを行っても良い。娯楽は人間の生活にとって重要であり、それが必要だと判断した場合にこれは行われる。催しの内容については、航海計画に関わる船長や航海士や事務部などが中心になって企画し、船長の許可をもって決定とする。これは、当然ながら仕事に支障がない範囲で行う。見張りや通信などの仕事が全員イベントに行っていて機能しないという事態にならないように気を付けること。
部品: 冒険の目的
海洋冒険の目的は、海洋冒険局の『海洋冒険で評価の高い発見や対応の例』に準じるものとする。狙えるのであれば一度の航海で2つ以上の発見を狙っても良い。基本的には航海を行い、運が良ければ何らかの発見してその証拠の撮影、帰還して報告する、という流れになる。
部品: 海洋冒険局のサポートを受ける
海洋冒険局は、出港前に海洋冒険や航海に必要な情報提供や連絡や事務仕事などのサポート、また海洋冒険局が保有する冒険船「葉明丸」の管理などを行うことで、海洋冒険者のサポートを行うこと。
部品: 船員との顔合わせや打ち合わせ
同じ船で冒険を行う船員達との顔合わせや打ち合わせを、出港前にきちんと時間をとって行う。具体的には、海洋冒険局のロビーで待ち合わせたしたり、会議室で今回の航海や冒険について話し合ったり相談したりする。他にいい場所があればそれを用いても良いが、情報提供してくれる海洋冒険局のスタッフがいる施設のほうが便利かもしれない。コミュニケーションを円滑にする技能などがあれば、顔合わせや話し合いも、より上手くいくと思われる。
部品: うかぶ君による偵察
航海中、冒険船「葉明丸」は、有線式の船用空撮ドローン「うかぶ君」を運用して、高度150m以上にならない程度の高さからの偵察を行いながら航行すること。これによって移動しながら目視や双眼鏡よりも広い範囲での早期発見を狙うものとする。なお、船の離着陸を容易にするためにヘリポートを利用すること。
部品: もぐる君で海中探索
ソナーで何か気になる反応や何かがあった際は、遠隔操作型無人潜水艇「もぐる君」を使って、海中の探索を行う。採取可能で問題なさそうなら映像やサンプルを入手すること。
部品: 証拠はきちんと残す
海洋冒険には、冒険をしたという証拠が必要となる。そのためにも航海日誌はこまめに書いて位置情報を記録し、うかぶ君やもぐる君、船舶搭載用監視カメラなどの電子データは船内コンピューターで保存すること。海中から得たサンプルは設備でしっかり保存し、電子的な加工が難しい銀塩カメラは、証拠として残したいという時に積極的に使う。
部品: 上陸用ボートの運用
上陸用ボートは、葉明丸では近づけないような地形や港で、人員や補給物資の運搬などの際に運用する。また、上陸しての証拠の撮影や、火災などでどうしようもなくなった際の避難や脱出時に使用したり、上陸しての水の補給やサンプルの採取などにも使える。
部品: 危険に遭遇したら基本的に逃げる
航海中、何らかの危険に遭遇した場合は、可能な限り逃げる、または迂回することを基本方針とする。葉明丸はウォータージェット推進であるため、30ノット以上の高速航行が可能である。この速度を活かして逃げること。危険があるということを報告することも冒険としては価値があるため証拠の撮影などもあると良いが、これは可能であればで良い。命あっての冒険であり、帰ればまた来れる、とすること。なお、護衛艦などの戦闘装備の兵器が護衛に付いている場合で戦闘を行う場合は、そちらに任せて退避すること。
部品: 船医と医務室で健康状態を管理
医務室では船員の怪我の治療、特に船医がいる場合は定期的なカウンセリングなどを行うことで、船員の健康状態を管理し、万全の体調をもって海洋冒険に挑めるようにする。
部品: 必要なら冒険船で資金稼ぎをする
冒険には金がかかるものであり、物資や水や食糧や燃料や船員の給料などに必要な資金が不足する場合は、事前に冒険船を使って簡単な商売をして稼ぐ(これは海洋冒険局でも許可されている) ただし、葉明丸にはデッキクレーンこそあるもののコンテナ船のように大規模な荷物の運搬などは出来ないので、船員に星風の船商人などの商人や経済に詳しい者がいるなら、きちんと計画を立てて商売を行う。
部品: 物理域変動の確認
航海中にゲートなどの影響で物理域が変動している地域にそのまま移動すると、中物理の機械が止まってしまう可能性があるため、そういった怪しい地域では、空撮ドローンを船に先行させて(有線ドローンなら先行するよう船の速度を落として)物理域の安全を確認しながら移動する。または夜を待って、甲板部の測量技能で天体の変化を観測することで、ある程度は確認することが出来るかもしれない。
部品: 海軍などと連携する場合
海洋冒険に多大な危険があり、それでもなお国家として海洋冒険を行わなければいけない場合においては、政府組織のひとつである海洋冒険局や星風海軍などを通して、海の戦闘部隊や兵器などと連携しての冒険を行う。例えば、護衛艦は冒険船「葉明丸」を常に護衛しつつ、艦載ヘリはより広域の偵察などを行う。葉明丸には戦闘能力がないため、戦闘を担当する味方と連携して、常に味方が守り易い位置を保ちつつ、証拠の撮影などに努めること。
*インポート用定義データ
[
{
"title": "海洋冒険の作戦(葉明丸)",
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"children": [
{
"title": "基本は移動(航海)と偵察(調査)",
"description": "冒険船「葉明丸」を運用した海洋冒険の作戦の基本は、船による移動(航海)と、各種装備などを用いての偵察(調査)である。そもそも航海においては、安全確認の観点から常に移動しつつ偵察(見張りなど)をしているわけだが、それに冒険船の空撮ドローンや遠隔操作型無人潜水艇などを使って、広範囲やピンポイントでの情報取得を加えたものである。",
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},
{
"title": "通常航海",
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"children": [
{
"title": "作戦の事前準備としての通常航海",
"description": "輸送であれ海洋冒険であれ、艦船を用いるのであれば、出入港および海を移動するための行動、すなわち通常航海を滞りなくクリアしなければいけない。通常航海を滞りなくクリアすることは、万全の状態で作戦に挑むことに繋がるため、これは作戦における事前準備であるといえる。",
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"localID": 3,
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},
{
"title": "気象や海象の確認",
"description": "航海は、海の気象や海象に大きく左右されるため、それらを観測する機器などを用いて、航海士などは常に気象や海象に関する情報取得を心掛ける。陸にいる場合でもTVや新聞などで情報を取得すること。",
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},
{
"title": "ワッチによる交代制",
"description": "航海中は、ワッチ(当直)による3交代制で業務時間が定められている。具体的には8時間を3つに分けて、それぞれ交代しながら仕事をするわけである。これによって艦船の運行は基本的には24時間止まることはない。",
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},
{
"title": "出入港",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "航海計画の立案とチェック",
"description": "船長は航海士などと協力して、航海の目的や目標を達成するために、航海計画を作成する。航海計画によって、移動時間や燃料の消費を抑えた航海を行うことが出来る。船長は想像力を駆使して部下の状況なども考えながら、航海士は海図や測量に関する知識や技術を駆使して計算しながら、それぞれ航海計画の立案やチェックなどを行う。なお、こうしたチェックや修正は航海中にも随時行う。",
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"localID": 7
},
{
"title": "情報取得や連絡作業に関して",
"description": "港湾に出入港する際の通信や連絡などは通信部が中心となって行う。また、寄港予定の藩国の情報や情勢、軍事や世界の大まかな情勢、航海に関連する海象や気象の情報など、作戦と関係のある情報を可能な範囲で事前に集めておくこと。別の部隊や組織などが情報収集を行うので通信部がないなどの場合、無線技能を持った船長や航海士などが船同士の連絡などを担当する。状況によっては手旗信号や発光信号や信号旗などを使う。",
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},
{
"title": "補給を含む事務作業について",
"description": "港では基本的に、燃料や食料や医療品や生活物資、または弾薬など、さまざまな補給を行う可能性がある。滞りなく十分な補給を行うために、事務部は事務技能を駆使して、船に必要な物品を事前にリストアップして補給計画を立てておく。なお、補給や出入港の際に必要な書類の手配や、補給された物品のチェックなどもしっかり行う。ただし、商船などの場合は、陸にある会社がこうした事務作業の大部分をフォローすることもある。星風藩国の冒険船においては海洋冒険局がそれにあたる。",
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"localID": 9,
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},
{
"title": "船医は出港前に乗員の健康状態や医療品をチェック",
"description": "船医などがいる場合、出港前に乗員の健康状態のチェックや、何らかの病原菌などを国外に持ちこんでいないか充分にチェックすること。他にも他国で流行している病気などがあれば、その抗体を準備するなどしておく。これは事務部を通して事前に必要な医療品の手配を依頼する。また、医療品のチェックや管理などに気を配ること。",
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"localID": 10,
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},
{
"title": "出港前に参拝",
"description": "海は陸とは違い、何が起こるか分からぬ場所であるため、出港前には航海の無事を祈って、宗教施設などに参拝を行っておく。こうした行いは、乗員の信仰心による精神的な支えとなるだろう。これは代表として船長だけでも良いとする。寄港した際にも、時間があって宗教施設があれば参拝しておくと良いかもしれない。よその藩国から来たわけだから、きちんと神様に挨拶しておくわけである。",
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"localID": 11,
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},
{
"title": "スムーズな出入港で滞りなく作戦を進められる",
"description": "どんな航海も、まず港から出て最後には港に戻るのが基本となる。その途中でどこかに寄港するにせよ、乗員が力を合わせて無駄なくスムーズに出港や入港の作業を行うことは、作戦を滞りなく進めることと同義である。",
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"localID": 12,
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},
{
"title": "出入港は船長の腕の見せ所",
"description": "出港、または入港時は、船長の腕の見せ所である。船長はその権限を用いて部下を指揮統率することで操船を行い、無駄なくスムーズに出入港を行うよう努めること。なお、出港前に乗船する際は、船の状態を外から確認した後、最後に乗船すること。逆に下船する際は、部下の下船を確認してから最後に下船すること。これらは部下を大切にするよう心がけていることを示すための行動でもある。ちなみに、船長にも上手い下手はあるので、出入港における操船の舵取りや指示などは航海長などに任せても良い。",
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"localID": 13,
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},
{
"title": "見張りで出入港時の事故防止",
"description": "出入港においては、船の動きと、港を行き来する他の艦船の動きや、係留施設との位置関係や状況などの確認や報告が欠かせない。事故を防ぐためである。この対策として、甲板部が中心となって船の周囲を見張り、何か問題などがあればすぐ報告するようにしておく。",
"part_type": "part",
"localID": 14
},
{
"title": "ロープワーク技術の駆使",
"description": "荷役や、桟橋へのロープの固定、また航海中の嵐などの対策として船内の物品を固定する際には、ロープワークを駆使してこれを行う。これは甲板部が中心となって行う。",
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],
"localID": 6,
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},
{
"title": "航海中",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "船長と航海士による操船と操舵",
"description": "航海中の操船は、甲板部(具体的には航海士)が中心となって行い、船長は基本的にその監督を行う。ちなみに操舵は二人一組で行う仕事であるため、これを利用して先輩が仕事の教育も行うこと。船長は海図や航海計画をチェックしながら、何かトラブルなどがあれば、随時に各部の情報などを基に決断、命令をもって操船を行う。なお、何らかの理由で船長が不在などの場合、操船は代理として副長または一等航海士が指揮や操船を行う。",
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"localID": 17,
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},
{
"title": "航路や現在地や移動の方角や速度を把握",
"description": "甲板部の、主に航海士の人員は、航海中は海図と測量技術を用いて、航路や船の現在地の確認、船の移動する方角や速度などの把握に努めること。何か誤差などがあれば、操船によって修正などを行う。",
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"localID": 18,
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},
{
"title": "船長の見回り",
"description": "船長は航海中、朝と晩に艦内の様子を見て回り、部下達に挨拶やコミュニケーションを行うなどして、現場の空気感の把握を行うこと。これは指揮統率の第一歩であると同時に、部下が心を開く、または船長が部下のことを大切に想うための下地となる。想像力も養われるだろう。",
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"localID": 19,
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},
{
"title": "見張りや見回りを怠らない",
"description": "航海中、甲板部の人員が中心となって、交代制で見張りや見回りを行う。なお、見張りがないことで発生する事故は多いため、見張りがいない状況を作らないよう常に注意すること。報告や定時連絡はしっかりこまめに行う。",
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"localID": 20,
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},
{
"title": "サングラスで目を慣らす",
"description": "昼夜を問わず航行する場合は、朝日や夕陽の眩しさや、明るい船内から夜の暗い外に出るなどすると目が慣れず、すぐさまの仕事に支障が出ることがある。これらの対策としてサングラスを使用する。暗順応については外に出る前に室内でサングラスをかけておくことで、順応までの時間を短縮することが出来る。",
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{
"title": "航海日誌を書く",
"description": "航海中、航海士の資格を持つ者は、航海日誌をサボらずにしっかり書くこと。何か事故や事件があった際、こうした記録から検証するなどが可能となるからである。ちなみに船長も航海日誌は書くこと。",
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{
"title": "機関室の整備や維持は機関部の仕事",
"description": "昼も夜を航海をする関係上、常にエンジンを中心とした各機関の状態については、万全の状態を保つよう常に努めなければならない。機関部の人員は、機関室にあるエンジンなどを中心に、機械知識や整備技能による調整やメンテナンスなどで、各機関の維持や管理を行い、異常がないか(入港時でも)チェックすること。何かあればすぐ報告や連絡、相談を行う。",
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{
"title": "各部署で機器の整備やメンテナンスはしっかりやる",
"description": "船の各部署の人員は、航海中、自らが担当とする機器の整備やメンテナンスなどを欠かさないようにすること。長期間の航海では、日頃の整備やメンテナンスは大事である。その科で対応できない機械的なトラブルは、機関部と相談すること。",
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{
"title": "とにかく食事は必要!",
"description": "人間が活動するには食事が必要不可欠である。そのため司厨部は(統合されている通信部や事務部などで優先しなければいけない仕事以外では)基本的には食事の準備に専念すること。栄養バランスを考慮した美味しい料理がなければ、何日にも渡る航海は大変に辛いものになるだろう。",
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{
"title": "定期的な健康診断や事故の際の対応教育",
"description": "船医がいる場合、定期的な健康診断や、船内の衛生状態のチェックなどを行う。また、機会を見て海上で発生する事故に対する医療技術などの対応を他の人員に教育できるなら行う。",
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{
"title": "信心深い人のための船内神社",
"description": "信心の深い者が、長い航海で心に不安や迷いがある時や、何かどうしようもない困った時などは、船内神社を利用するのも良い。神様に祈ることでしか解決しないこともあるかもしれない。",
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{
"title": "航海中の娯楽のための読書",
"description": "娯楽は人間の生活に必要な要素であり、航海中の娯楽のひとつとしては、読書を行う。本は食堂の本棚にあるが、私物などがあればそれを読んだりもするのも良い。",
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{
"title": "娯楽としての催し",
"description": "航海中に余裕があれば、船内で娯楽イベントを行っても良い。娯楽は人間の生活にとって重要であり、それが必要だと判断した場合にこれは行われる。催しの内容については、航海計画に関わる船長や航海士や事務部などが中心になって企画し、船長の許可をもって決定とする。これは、当然ながら仕事に支障がない範囲で行う。見張りや通信などの仕事が全員イベントに行っていて機能しないという事態にならないように気を付けること。",
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"localID": 29
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],
"localID": 16,
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}
],
"localID": 2,
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},
{
"title": "葉明丸の海洋冒険について",
"description": "",
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"children": [
{
"title": "冒険の目的",
"description": "海洋冒険の目的は、海洋冒険局の『海洋冒険で評価の高い発見や対応の例』に準じるものとする。狙えるのであれば一度の航海で2つ以上の発見を狙っても良い。基本的には航海を行い、運が良ければ何らかの発見してその証拠の撮影、帰還して報告する、という流れになる。",
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"localID": 31
},
{
"title": "海洋冒険局のサポートを受ける",
"description": "海洋冒険局は、出港前に海洋冒険や航海に必要な情報提供や連絡や事務仕事などのサポート、また海洋冒険局が保有する冒険船「葉明丸」の管理などを行うことで、海洋冒険者のサポートを行うこと。",
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"localID": 32
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{
"title": "船員との顔合わせや打ち合わせ",
"description": "同じ船で冒険を行う船員達との顔合わせや打ち合わせを、出港前にきちんと時間をとって行う。具体的には、海洋冒険局のロビーで待ち合わせたしたり、会議室で今回の航海や冒険について話し合ったり相談したりする。他にいい場所があればそれを用いても良いが、情報提供してくれる海洋冒険局のスタッフがいる施設のほうが便利かもしれない。コミュニケーションを円滑にする技能などがあれば、顔合わせや話し合いも、より上手くいくと思われる。",
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"localID": 33
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{
"title": "うかぶ君による偵察",
"description": "航海中、冒険船「葉明丸」は、有線式の船用空撮ドローン「うかぶ君」を運用して、高度150m以上にならない程度の高さからの偵察を行いながら航行すること。これによって移動しながら目視や双眼鏡よりも広い範囲での早期発見を狙うものとする。なお、船の離着陸を容易にするためにヘリポートを利用すること。",
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{
"title": "もぐる君で海中探索",
"description": "ソナーで何か気になる反応や何かがあった際は、遠隔操作型無人潜水艇「もぐる君」を使って、海中の探索を行う。採取可能で問題なさそうなら映像やサンプルを入手すること。",
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"title": "証拠はきちんと残す",
"description": "海洋冒険には、冒険をしたという証拠が必要となる。そのためにも航海日誌はこまめに書いて位置情報を記録し、うかぶ君やもぐる君、船舶搭載用監視カメラなどの電子データは船内コンピューターで保存すること。海中から得たサンプルは設備でしっかり保存し、電子的な加工が難しい銀塩カメラは、証拠として残したいという時に積極的に使う。",
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{
"title": "上陸用ボートの運用",
"description": "上陸用ボートは、葉明丸では近づけないような地形や港で、人員や補給物資の運搬などの際に運用する。また、上陸しての証拠の撮影や、火災などでどうしようもなくなった際の避難や脱出時に使用したり、上陸しての水の補給やサンプルの採取などにも使える。",
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{
"title": "危険に遭遇したら基本的に逃げる",
"description": "航海中、何らかの危険に遭遇した場合は、可能な限り逃げる、または迂回することを基本方針とする。葉明丸はウォータージェット推進であるため、30ノット以上の高速航行が可能である。この速度を活かして逃げること。危険があるということを報告することも冒険としては価値があるため証拠の撮影などもあると良いが、これは可能であればで良い。命あっての冒険であり、帰ればまた来れる、とすること。なお、護衛艦などの戦闘装備の兵器が護衛に付いている場合で戦闘を行う場合は、そちらに任せて退避すること。",
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{
"title": "船医と医務室で健康状態を管理",
"description": "医務室では船員の怪我の治療、特に船医がいる場合は定期的なカウンセリングなどを行うことで、船員の健康状態を管理し、万全の体調をもって海洋冒険に挑めるようにする。",
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{
"title": "必要なら冒険船で資金稼ぎをする",
"description": "冒険には金がかかるものであり、物資や水や食糧や燃料や船員の給料などに必要な資金が不足する場合は、事前に冒険船を使って簡単な商売をして稼ぐ(これは海洋冒険局でも許可されている) ただし、葉明丸にはデッキクレーンこそあるもののコンテナ船のように大規模な荷物の運搬などは出来ないので、船員に星風の船商人などの商人や経済に詳しい者がいるなら、きちんと計画を立てて商売を行う。",
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},
{
"title": "物理域変動の確認",
"description": "航海中にゲートなどの影響で物理域が変動している地域にそのまま移動すると、中物理の機械が止まってしまう可能性があるため、そういった怪しい地域では、空撮ドローンを船に先行させて(有線ドローンなら先行するよう船の速度を落として)物理域の安全を確認しながら移動する。または夜を待って、甲板部の測量技能で天体の変化を観測することで、ある程度は確認することが出来るかもしれない。",
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"localID": 30,
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},
{
"title": "その他",
"description": "",
"part_type": "group",
"children": [
{
"title": "海軍などと連携する場合",
"description": "海洋冒険に多大な危険があり、それでもなお国家として海洋冒険を行わなければいけない場合においては、政府組織のひとつである海洋冒険局や星風海軍などを通して、海の戦闘部隊や兵器などと連携しての冒険を行う。例えば、護衛艦は冒険船「葉明丸」を常に護衛しつつ、艦載ヘリはより広域の偵察などを行う。葉明丸には戦闘能力がないため、戦闘を担当する味方と連携して、常に味方が守り易い位置を保ちつつ、証拠の撮影などに努めること。",
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"localID": 43
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"localID": 42,
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