*部品構造
-大部品: 海洋観測ブイ「そらみる君」 RD:11 評価値:6
--部品: そらみる君について
--部品: なぜ、そらみる君は作られたのか?
--部品: 天体測位システム搭載
--部品: ドーム状の全天周カメラ
--部品: 複数の観測機器でさまざまな海洋情報を取得する
--部品: 太陽電池でバッテリー充電
--部品: 点滅灯とレーダー反射器
--部品: 電波で居場所や情報を送信する
--部品: 地味に大きいが機器の交換が容易
--部品: ロープとシンカーで海底に固定可能
--部品: 保有組織や識別番号などの情報が記載されている
*部品定義
**部品: そらみる君について
海洋観測ブイ「そらみる君」とは、星風藩国の設計局と航路局と天文局が共同で開発した、海洋観測を目的とした自動情報収集ブイであり、その特徴として、ブイが自動で天体観測して現在地と時刻などを算出する機能を備えている。その場に留まる係留型と、海流などを調査するための漂流型がある。
**部品: なぜ、そらみる君は作られたのか?
なぜ、そらみる君は作られたのか? 答えは簡単。星風藩国にはGPSの技術がなかったからである…… 本来こうしたブイはGPSを使うことで、簡単に位置情報を取得したり衛星経由でデータを送受信したり出来るものなのだが、最初期の藩国にそこまでの技術力は無かったのだ…… そこで苦肉の策として、自動で天体観測して現在地などのさまざまな情報を取得するブイが開発された。
**部品: 天体測位システム搭載
星風藩国の最初期における海洋観測ブイには、GPSが無い環境を想定して、太陽や月や星々の運行状況をカメラによって自動で観測し、内蔵されている天体データとクロノメーターやジャイロコンパスで照らし合わせて、自動的に時刻と現在地を割り出し記録する天体測位システムが搭載されている。この天体データや観測システムは天文局の協力による設計である。これで一定時間ごとにブイが天体観測を行い、定期的に現在地を記録するわけだ。なお、当たり前だが空が曇っている時などは全然役に立たない。
**部品: ドーム状の全天周カメラ
そらみる君の最大の特徴が、このドーム型の全天周カメラである。ブイ本体の中央部に格納されているこのカメラは、通常時はドームによって海水や波飛沫から守られているが、設定された時刻や条件(簡単な雨量計によって雨などが降っていないのを確認するなど)が揃うとドームを開放して、カメラ部分を水平線と平行になるよう調整しながら空の天蓋を360度視界に収めて、天体観測と記録を行うのである。ちなみに構造上、ドームを開けても波飛沫などはだいぶ届きにくい位置にカメラがある。
**部品: 複数の観測機器でさまざまな海洋情報を取得する
そらみる君による観測は、ブイが浮いている海面上と海面下のそれぞれを、風向風速計や温度計や湿度計、超音波を利用した潮流計などの各種センサーによって海洋気象を観測し、情報を取得する。こうして観測された風の速度や風向きや波浪、気温や湿度や気圧、水温や塩分濃度、海の深度や流速や潮位などの情報が、航路局による海図作成や海洋研究などに利用されるわけである。
**部品: 太陽電池でバッテリー充電
そらみる君には太陽電池が取り付けられており、太陽光によってバッテリーの充電が可能である。これによって長期間の作動が可能となっているわけだ。
**部品: 点滅灯とレーダー反射器
夜間などで航行中の船に見つかりやすいように、点滅灯とレーダー反射器(リフレクター)が設置されている。レーダー反射器とは、レーダーを強く反射する形の構造体であり、取り付けたり吊り下げたりするだけの簡単なものである。
**部品: 電波で居場所や情報を送信する
そらみる君の上部にはアンテナが付いており、船からの電波を受信すると、そのブイが記録している場所の情報履歴を報せる電波を発信する装置が付いている。漂流型のブイを回収する際などは、この機能を利用して見つけて回収するのだ。ちなみに船が接近すれば、ブイが記録した観測データもこの装置を利用して少ない時間で受信することが出来る。ただし、アクセスするには専用の機器やパスワードなどが必要となる。
**部品: 地味に大きいが機器の交換が容易
星風藩国の最初期に作られただけあって、そらみる君は地味にサイズが大きい。ということは製造や運搬のコストも地味に高いということである。とはいえまあ、最初はこんなものだろう、という感じであった。その分、せめて長持ちさせようということで、機器の交換が簡単に海上で出来るようになっている。係留型などは定期的にブイを回収してその場でメンテナンスや必要な機器などを交換してまた海に、という流れだ。
**部品: ロープとシンカーで海底に固定可能
そらみる君には、ブイ本体と接続しているロープとシンカー(錘)があり、これを沈めることによって位置を固定することが出来るぞ。水深の変化に合わせてロープの長さが自動的に調整されつつ、潮位の観測も行われている。ちなみにこの部分だけ取り外して、漂流型として用いることが出来る。
**部品: 保有組織や識別番号などの情報が記載されている
そらみる君の本体には、このブイを保有している組織、識別番号、製造年月日、何らかのアクシデントなどがあった場合の連絡先などが書かれている。これで未回収のままどこかに流されてしまっても、誰かが見つけてくれると回収できる見込みがあるというわけだ。
*提出書式
大部品: 海洋観測ブイ「そらみる君」 RD:11 評価値:6
-部品: そらみる君について
-部品: なぜ、そらみる君は作られたのか?
-部品: 天体測位システム搭載
-部品: ドーム状の全天周カメラ
-部品: 複数の観測機器でさまざまな海洋情報を取得する
-部品: 太陽電池でバッテリー充電
-部品: 点滅灯とレーダー反射器
-部品: 電波で居場所や情報を送信する
-部品: 地味に大きいが機器の交換が容易
-部品: ロープとシンカーで海底に固定可能
-部品: 保有組織や識別番号などの情報が記載されている
部品: そらみる君について
海洋観測ブイ「そらみる君」とは、星風藩国の設計局と航路局と天文局が共同で開発した、海洋観測を目的とした自動情報収集ブイであり、その特徴として、ブイが自動で天体観測して現在地と時刻などを算出する機能を備えている。その場に留まる係留型と、海流などを調査するための漂流型がある。
部品: なぜ、そらみる君は作られたのか?
なぜ、そらみる君は作られたのか? 答えは簡単。星風藩国にはGPSの技術がなかったからである…… 本来こうしたブイはGPSを使うことで、簡単に位置情報を取得したり衛星経由でデータを送受信したり出来るものなのだが、最初期の藩国にそこまでの技術力は無かったのだ…… そこで苦肉の策として、自動で天体観測して現在地などのさまざまな情報を取得するブイが開発された。
部品: 天体測位システム搭載
星風藩国の最初期における海洋観測ブイには、GPSが無い環境を想定して、太陽や月や星々の運行状況をカメラによって自動で観測し、内蔵されている天体データとクロノメーターやジャイロコンパスで照らし合わせて、自動的に時刻と現在地を割り出し記録する天体測位システムが搭載されている。この天体データや観測システムは天文局の協力による設計である。これで一定時間ごとにブイが天体観測を行い、定期的に現在地を記録するわけだ。なお、当たり前だが空が曇っている時などは全然役に立たない。
部品: ドーム状の全天周カメラ
そらみる君の最大の特徴が、このドーム型の全天周カメラである。ブイ本体の中央部に格納されているこのカメラは、通常時はドームによって海水や波飛沫から守られているが、設定された時刻や条件(簡単な雨量計によって雨などが降っていないのを確認するなど)が揃うとドームを開放して、カメラ部分を水平線と平行になるよう調整しながら空の天蓋を360度視界に収めて、天体観測と記録を行うのである。ちなみに構造上、ドームを開けても波飛沫などはだいぶ届きにくい位置にカメラがある。
部品: 複数の観測機器でさまざまな海洋情報を取得する
そらみる君による観測は、ブイが浮いている海面上と海面下のそれぞれを、風向風速計や温度計や湿度計、超音波を利用した潮流計などの各種センサーによって海洋気象を観測し、情報を取得する。こうして観測された風の速度や風向きや波浪、気温や湿度や気圧、水温や塩分濃度、海の深度や流速や潮位などの情報が、航路局による海図作成や海洋研究などに利用されるわけである。
部品: 太陽電池でバッテリー充電
そらみる君には太陽電池が取り付けられており、太陽光によってバッテリーの充電が可能である。これによって長期間の作動が可能となっているわけだ。
部品: 点滅灯とレーダー反射器
夜間などで航行中の船に見つかりやすいように、点滅灯とレーダー反射器(リフレクター)が設置されている。レーダー反射器とは、レーダーを強く反射する形の構造体であり、取り付けたり吊り下げたりするだけの簡単なものである。
部品: 電波で居場所や情報を送信する
そらみる君の上部にはアンテナが付いており、船からの電波を受信すると、そのブイが記録している場所の情報履歴を報せる電波を発信する装置が付いている。漂流型のブイを回収する際などは、この機能を利用して見つけて回収するのだ。ちなみに船が接近すれば、ブイが記録した観測データもこの装置を利用して少ない時間で受信することが出来る。ただし、アクセスするには専用の機器やパスワードなどが必要となる。
部品: 地味に大きいが機器の交換が容易
星風藩国の最初期に作られただけあって、そらみる君は地味にサイズが大きい。ということは製造や運搬のコストも地味に高いということである。とはいえまあ、最初はこんなものだろう、という感じであった。その分、せめて長持ちさせようということで、機器の交換が簡単に海上で出来るようになっている。係留型などは定期的にブイを回収してその場でメンテナンスや必要な機器などを交換してまた海に、という流れだ。
部品: ロープとシンカーで海底に固定可能
そらみる君には、ブイ本体と接続しているロープとシンカー(錘)があり、これを沈めることによって位置を固定することが出来るぞ。水深の変化に合わせてロープの長さが自動的に調整されつつ、潮位の観測も行われている。ちなみにこの部分だけ取り外して、漂流型として用いることが出来る。
部品: 保有組織や識別番号などの情報が記載されている
そらみる君の本体には、このブイを保有している組織、識別番号、製造年月日、何らかのアクシデントなどがあった場合の連絡先などが書かれている。これで未回収のままどこかに流されてしまっても、誰かが見つけてくれると回収できる見込みがあるというわけだ。
*インポート用定義データ
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